吉野家、カレー子会社をカレーうどんチェーンに業態転換。

2005/02/25 19:58 Written by コ○助

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最盛期には東京を中心に21店舗を展開、勢いを感じた時期もあった吉野家の子会社が展開するカレーチェーン「POT&POT」。カレーチェーンの大御所「カレーハウスCoCo壱番屋」ほど自由なカスタマイズができるわけではなく、味もウマからず、マズからずといった良くも悪くもチェーン店といった感じの店だったなりが、不採算店舗の整理や業態転換を進めていった結果、現在残っているのはわずかに3店舗(新木場店、西新宿店、津田沼店。公式ページの情報による)になってしまったなりよ。吉野家のブランド力を背景に「カレーハウスCoCo壱番屋」に迫れるかと期待したものの、そう上手くは事が運ばなかったなりね。

そのため、2003年から「POT&POT」の一部店舗をカレーうどん専門店の「千吉」へと業態転換。2003年夏にオープンした渋谷店を皮切りに馬喰町店、虎ノ門店、自由が丘店と着々と業態転換を進め、今月18日には表参道店が新たにオープンし、ついに5店舗となったなり。競合するチェーンがカレーに比べると少ないことから、「POT&POT」に比べると高い収益が狙えるようで、いずれの店も黒字化に成功。表参道店の営業成績次第では、業態転換だけでなく、今度は新規出店に切り替えて攻勢をかけ、将来的には数十店規模のチェーン店に育てたい考えだというなり。

いずれの店も黒字化しているということからも、それほど悪いチェーンでは無いだろうということは伝わってくるなりが、ネットで検索してみると、「千吉」に対する感想を載せているサイトがいくつか見つかるなりよ。どのようなことが書かれているのか、いくつか感想を引用してみると。

「千吉もカレーうどん専門店。30種類のスパイスを使ってスープを作っているらしく、スパーシーで少し甘めで美味しい。長葱、油揚げ、豚肉など結構具沢山でご飯とたくあんがついて680円は安い。麺を食べ終わった後、ご飯をどぼんと入れて雑炊にして食べるとまた二度美味しい」(美味けりゃいいじゃん。さん)
「正直『カレーうどんってこだわるほど旨いのか?』って思っていたんですが、これがまた旨いんですわ。うどんと具(豚肉、油揚げ、長ねぎなど)に、うどん用に味やとろみをきっちり調整した汁が絡んで、『日本人に生まれて良かったー』と思わせる幸せな味」「うどんを食べ終わったら、お店に勧められるがままに一緒についてくるご飯を残った汁にドボンといれます。これがまたまた旨い。もしかしたらうどんより旨い」(bricklife.weblog.*さん)

と、いうことで、かなり評判は良い様子。カレーうどんの味は、東京の有名チェーン「古奈屋」の廉価版的なイメージで間違いないようなり。吉野家のチェーンにしては、上々の味、というのが専らの評判なりね。コ○助も「古奈屋」は何度か食べたことがあるなりが、あそこは高いのがネック。1杯680円からと比較的リーズナブルな「千吉」が、「古奈屋」に似たカレーうどんを出すというのであれば、一度は行ってみないといけなそうなり。しかし、そこそこ評判が良いのであれば、「POT&POT」よりもずっと受け入れられそうなりねぇ。

まだ東京にしか店舗展開していないなりが、今後は店舗を拡大していく意向のようだし、カレーうどん好きな人は注目しておいて下さいなり。

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