ウィルコム、PHS音声通話の定額制を5月開始か。

2005/02/24 11:33 Written by コ○助

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データ通信分野でユーザーの支持を得ているウィルコム(旧DDIポケット)の次の一手として注目されていた音声通話の定額制。同じウィルコムの端末同士なら一定の料金を払うだけでかけ放題という、まだ携帯電話各社が手を付けていない領域のサービスなりね。1月18日に行われたAir H"ブランドのリニューアルやウィルコムの新しいロゴの発表会見の席では、八剱洋一郎社長から「驚くほどの値段にならずに実現しそう。いずれ発表できる」という発言もあり、そう遠くない将来にサービス開始となることを臭わせていたなりよ。

まだウィルコムから正式なリリースが出ているわけでは無いので話半分と考えておいたほうが良さそうなりが、日経新聞の報道によると、5月をめどにサービスを開始する計画で準備を進めているというなり。検討されている月額料金は3,000〜4,000円で、ウィルコム同士の通話なら無料、他社の携帯電話や固定電話に通話する際には別途料金が発生するなりね。携帯電話の利用者は、音声通話で1か月に平均で5,500円程度の料金を支払っているようなので、確かに3,000〜4,000円ならニーズは有りそうなりか。

音声通話の定額制は法人用途で活躍するシーンは多そうなりが、一般ユーザーにはよっぽどのヘビーユーザーで無い限り、正直「携帯電話に加えてもう一台PHSを持つ」というほどのメリットは無さそうな感じもするなり。でも、遠距離恋愛をしているカップルにはすごく重宝しそうなりよ(笑)。非常にニッチなニーズではあるなりが、距離や時間を気にすることなく、定額でいくらでも話せるのは、二人の距離をグッと縮めるアイテムになりそうなりよね(と、たまにはちょっとロマンチックなことを言ってみる)。

ちなみに音声通話の定額制というと、PHSと固定電話という違いはあるなりが、Yahoo! BBの付随サービスである「BBフォン」が人気なりよね。まあYahoo! BBの加入者が多いからこそ、「BBフォン」の「加入者同士の通話料無料」というメリットが享受できるわけなりが、コ○助も遠方の「BBフォン」に加入している友人に連絡する時などにすごく重宝しているなりよ。「これがNTTの回線だったどれくらい請求されるんだろう」と思うような時間でも電話ができるという安心感は、精神衛生上、非常に大きいものがあるなり。一度この定額の恩恵を受けてしまうと、もう離れられなくなる魅力があるのは確かなりね。

ウィルコムの音声通話定額制がどの程度受け入れられるかは分からないなりが、サービスをいち早くスタートさせることでほかの携帯電話事業者に刺激を与えるのは確実。良い意味で風穴を開けるようなサービスになることに期待したいものなり。まずはウィルコムからの公式アナウンスを待ちたいなりね。

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