モスバーガー、ディック・ブルーナ氏デザインの新店舗を展開。

2005/02/23 13:51 Written by コ○助

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従来型の店舗(通称:赤モス)からファストカジュアル業態の店舗(通称:緑モス)への転換を進めているモスバーガーなりが、将来的にはすべての店舗を緑モスにする計画で、2004年度に350店舗、2006年度には1,000店舗以上の転換を終える予定なりよ。全国に多くの店舗を抱えるモスバーガーなので転換にも時間がかかるなりが、ブランドの認知と転換のスピードアップをはかるため、緑モスのフラッグシップ店舗を設置し、2005年度中に3店舗まで拡大する計画を発表したなりね。

フラッグシップ店舗は「ミッフィー」などの作品で世界的に人気のある絵本作家のディック・ブルーナ氏が内装デザインや食器デザインを担当した可愛らしい店舗。昨年8月にモスバーガー側がディック・ブルーナ・ジャパン社に話を持ちかけ、コラボが実現したというなり。この店舗で使用される「Mos Burger」のロゴはブルーナ氏の手書き文字で、看板のイラストはリンゴをあしらったブルーナ氏らしいデザイン。また、店内の至る所にブルーナ氏のイラストをあしらい、全体的に暖かい空間を演出しているというなり。

一号店は4月22日に東京・国立にオープン。店舗の概要を簡単にまとめておくと。

・実験店舗は「モスバーガー国立店」(東京都国立市東1-15-8)
・座席数は61席(喫煙席はテラス8席のみ)
・ロゴや内装のデザイン、店舗備品・お皿など小物までにイラストを使用
・店内は完全禁煙
・開放的なオープンキッチンを採用
・バリアフリー対応

この店舗のコンセプトは、環境や健康に配慮した「優しさ溢れる」環境作り。雰囲気だけでなく、バリアフリー対応や店内禁煙など、単なるファストフードからの脱却を目指した店舗のようにも見えるなり。

一時的なキャンペーンではなく、店舗デザインも含めてファストフードチェーンが著名アーティストとコラボするのは珍しいケース。これまであまり例がないので、利用者がどのような反応をするのか楽しみなりが、モスバーガーのこれまでの企業姿勢とブルーナ氏の描く世界は確かにマッチするので、好感が持つ人が多いと思うなりよ。コ○助はこの展開、良いと思うなりね。実際に店舗に行ってみたいなり。

ブルーナ氏のファンも多いと思うので、オープンした暁にはぜひ一度、「モスバーガー国立店」に足を運んでみて下さいなり。

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