最近の日本の携帯電話は音楽再生機能を搭載する端末が花盛り。NTTドコモ、au、ボーダフォンの主要3キャリアが、標準機能として音楽再生機能を盛り込んだ端末を相次ぎ投入しているなりよね。アップル・コンピュータの「iPod」の成功によってデジタル音楽プレーヤーへの関心が高まっているため、もともと「音楽プレーヤーとして使いやすい大きさの液晶」「楽曲ファイルを格納する外部メモリ」「音楽配信にも対応できる通信機能」などを備えていた携帯電話に音楽再生機能が搭載されるのは、ある意味当然の流れだったと言えそうなり。

こうした端末に関心が寄せられているのは何も日本だけではなく、これは世界的な傾向なりよ。各メーカーが音楽再生機能に対応した端末の投入準備を進めていると言われているなりが、大手のソニー・エリクソンは、今年夏にもイギリス市場にMP3やAAC形式のファイルを再生できる音楽再生機能を搭載した端末を投入することを明らかにしたなりね。しかも、その端末のブランド名にはソニー伝統の「ウォークマン」の名前が付けられるのだとか。デジタル音楽プレーヤーの市場に、携帯電話からのアプローチによって本気でシェアを奪おうという気概が感じられるなり。

ちなみに、日本で発売されているソニー・エリクソン製の端末では、NTTドコモ向けでは「SO505iS」「SO506iC」「premini-II」など、au向けでは夏モデルとして発売されるとの噂の「W31S」などが音楽再生機能に対応しているなりが、いずれも「ウォークマン」ブランド名は付けられていないなりね。でも、今後は欧米の流れにしたがって、日本で投入される端末にも同様に「ウォークマン」として売り出される可能性は十分有りそうなりか。
しかし、コ○助は携帯電話の音楽再生機能には全く興味が湧かないなりよ。「iPod」を所有しているから、というのもあるなりが、どうも音楽を聴くことによってバッテリの減りを早めてしまうことに抵抗があるなりね。普段、普通に使っていても一日もバッテリが持たないのに、音楽再生機能を使ったら数時間でバッテリが切れてしまいそう……。そこら辺の問題が改善されれば、単純に荷物が減るという意味で携帯電話に音楽再生機能が搭載されることには諸手を上げて賛成なりが、現時点では、まだコ○助の興味をそそるほどのレベルでは無いなりねぇ。

でも、これだけ市場に音楽再生機能を搭載した端末が投入されて、それが一般的な機能になってきているとなると、携帯電話で音楽を聴くというスタイルは、そう遠くないうちに当たり前のスタイルになるのかもしれないなりね。皆さんはどうなりか？　携帯電話で音楽、聴きたいなりか？