ベーカリー併設型の「ジョナサン・ブレッド」を本格展開。

2005/02/10 21:10 Written by コ○助

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激化する外食産業の競争の中で、従来のファミレスの概念にとらわれない、一風変わったメニューや高級メニューを投入するなど、オリジナリティを打ち出そうと試行錯誤を続けている大手ファミレスチェーン各社。その中でもジョナサンはいち早く有機野菜を導入したり、料理研究家とのコラボメニューを提供したり、「空弁」を提供してみたりと、次々と新しいことにチャレンジしているイメージがあるなりよ。コ○助は近所にジョナサンがたくさんあるため、比較的ジョナサンの利用頻度が高いこともあって、結構気になる存在なりね。

ジョナサンは現在、通常のファミレス業態の「ジョナサン」に加え、ピザとパスタを中心としたカジュアルイタリアンを提供する「ジョナサンキッチン」、石釜で焼いた本格的なピザとイタリアンを提供する「マルゲリータ」など、新業態にも積極的に取り組んでいるなりが、2003年の秋頃から実験店舗(埼玉県新座市の新座東店)の運営がスタートしていたのが「ジョナサン・ブレッド」。ベーカリーを併設した、新しいタイプの店舗なり。

「ジョナサン・ブレッド」は、従来のファミレス業態の「ジョナサン」に60種類を超えるパンを販売するベーカリーを併設した店舗で、現在は新座東店と東京都練馬区の下赤塚店の2店舗のみ運営されているなり。公式ページの情報を見ると、「ホテルブレッド」「モーニングブレッド」といった食パンから「メロンパン」「あんぱん」「クリームパン」といった菓子パン、「オニオンブレッド」「スィートコーンパン」などの食卓パン、その他ピザやサンドウィッチ、ドーナッツまで販売されているなりね。ザッと見た感じでは、いわゆるパン屋さんの品揃えと遜色ないラインアップを用意しているようなりよ。

この業態で1年以上運営されてきた新座東店では、ベーカリー併設前に比べると客数が年間2割も増加したのだとか。そのため、ジョナサンは「レストランとベーカリーの相乗効果が十分に見込める」と判断。今後本格的に展開していくことを決定したなりね。計画では今期中に10店舗程度の出店を目指すようなり。

ベーカリーの併設されたレストランチェーンというと、「神戸屋レストラン」や「サンマルク」などが有名なりが、「ジョナサン・ブレッド」はそれらよりも、もう少しファミリー向けのお店といった感じになりそうなりか。いずれにしても、ベーカリー併設型の店舗は女性に人気があるだけに、「ジョナサン・ブレッド」も本格展開が始まれば、一気に広がっていくかもしれないなりね。コ○助も近所のジョナサンが「ジョナサン・ブレッド」に業態転換しないかと、ちょっと楽しみにしておくなり。

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