ウィルコム、日本無線の音声端末を最大128kbpsに高速化。

2005/02/03 12:05 Written by コ○助

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2月2日にDDIポケットから社名変更、ブランド認知のためのキャンペーンが各種媒体で繰り広げられているウィルコムなりが、皆さんはもう新しい社名に慣れたなりか? DDIポケットの歴史が長い分、さすがに二日や三日では慣れないなりが、18日から提供される新データ通信サービス「AIR-EDGE [PRO]」に対応したPCカード型の新端末「AX510N」(NECインフロンティア製)の予約受付も始まるなど新しくリリースされるサービスも多いので、認知されていくのにそうは時間はかからないかもしれないなりね。

さて、そんなウィルコムから、以前から販売されている日本無線製の音声端末「AH-J3003S」の機能強化が発表されたなり。「AH-J3003S」はストレートタイプのAIR-EDGE PHONE。POP3/SMTP対応のメーラーを搭載し、3つのEメールアドレスを設定できるほか、Compact HTML対応のWebブラウザを搭載しているので、iモードの非公式サイト(勝手サイト)の閲覧などができるのが特徴の端末なりね。同じAIR-EDGE PHONEでも、Operaを搭載してパソコン用のサイトも閲覧できる京セラ製「AH-K3001V」に比べるとあまり話題にならない端末なりが、ストレートタイプの使い勝手の良さから根強い人気がある端末なりよ。

今回発表された「AH-J3003S」の機能強化は、端末とパソコンをUSBケーブルで接続した場合のデータ通信の速度。従来はベストエフォート方式だと最大64kbps、パケット方式だと最大32kbpsだったなりが、パケット方式の場合に最大128kbps(4xパケット方式)で通信できるようになったなりね。これまで最大128kbpsで通信できる音声端末は無かったことから、音声端末を持っていても別途カード端末を契約しているモバイルユーザーもいた(コ○助もそうだった)なりが、これが音声端末だけで良くなるのはかなり嬉しいなりよ。ちなみに、本体に搭載されているブラウザでパケット通信する場合には、従来通り最大32kbpsのままのようなり。

この機能強化はファームウェアのバージョンアップによって実現されるなりが、そうなってくると期待したいのは、「AH-J3003S」よりもユーザー数が多い「AH-K3001V」の最大128kbpsへの対応。この点についてウィルコムは「仕組み上は可能だが、対応する意味があるかどうか検討中」と述べるに止まっているようで、実際に対応するかどうかはまだ未定だというなり。対応する意味は大ありなりよ……。コ○助も「AH-K3001V」ユーザーの一人として、最大128kbpsへの対応を熱望したいなり。

とりあえず「AH-J3003S」を利用していて、パソコンと接続してのデータ通信をよく利用するという人は、ファームウェアをバージョンアップさせて4xパケット方式のデータ通信を堪能して下さいませ。

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