東京・渋谷にミニシアターが続々オープン。

2005/01/20 15:02 Written by コ○助

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ここ数年、大型のシネコンがあちこちに登場してスクリーン数が増加していることで、興行成績も順調な伸びを見せている映画業界。従来、ミニシアター系と呼ばれていた単館での上映が基本だった作品もシネコンで上映されるようになり、全国的に幅広いラインアップの作品を観られる環境が整い始めているなりよね。映画の選択肢が広がり、とても良い流れになって来ているなり。

一方で、これまで以上に先鋭的な作品や、欧米の作品に比べると人気のなかった日本映画を積極的に上映するようなミニシアターも増加してきているなりが、特に東京・渋谷にはそういったミニシアターが急増しているなりね。昨年11月に「アミューズCQN」、今年7月にはユーロスペースが運営するシネコンタイプ(5スクリーン)の映画館がオープンするなど、やや乱立気味となっているなりよ。現在、渋谷にどれだけ映画館があるのかをまとめておくと。

・アップリンクX
・アップリンク・ファクトリー
・アミューズCQN
・シアター・イメージフォーラム
・シネ・アミューズ イースト/ウエスト
・シネクイント
・シネセゾン渋谷
・シネ フロント
・シネマライズ
・ライズX
・シブヤ・シネマ・ソサエティ
・渋谷シネ・ラ・セット
・ユーロスペース
・Bunkamura ル・シネマ
・渋谷シネパレス
・渋東シネタワー
・渋谷ジョイシネマ
・渋谷TOEI 1&2
・渋谷東急
・渋谷ピカデリー

ミニシアターなのか、そうでないのかという明確な線を引くのは難しいなりが、渋谷には現在20個の映画館があるなりね。確かに、ひとつの街にある映画館の数としてはかなり多いのではないかと。個人的にはハズレ作品がほとんどないのでシネマライズは好きなりが、シネクイントやユーロスペースにもよく訪れるなりね。昨年オープンしたばかりのアミューズCQNにはまだ行ったことが無いので、近いうちに訪れなくては、とは思っているなりよ。現在は「荒野の七人」などを上映しているなりね。渋い。

DVDが普及してきているとはいえ、やはりスクリーンで観る映画は格別。あまりスポットライトの当たらない国の作品や、陽の目を見ることがなかった作家の作品、そして過去の名作のリバイバル上映などを観ることができるミニシアターは重要な存在なりよね。ひとつの街に集中することで過当競争が起きているのは事実なりが、各映画館がオリジナリティを出しながら、これからも良い作品を上映し続けて、共存共栄していって欲しいものなり。

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