オリックス、伊良部秀輝投手の獲得を検討。

2005/01/19 04:32 Written by コ○助

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2003年に13勝を挙げて優勝に貢献、そのオフにFA権を行使して2年7億円の巨額契約で阪神に残留した伊良部投手だったなりが、2004年の成績は惨憺たるものだったなりよね。1軍で投げたのはたった3試合、11回2/3のみ。0勝2敗、防御率13.11という成績だったため、残念ながら2年契約の途中で阪神側が違約金を支払うかたちで解雇(バイアウト方式)となっていたなり。

なぜここまで成績が悪かったのか、その理由に関してはどうやら右ひざの故障が悪化していたため変化球のキレが無くなり、思うようなピッチングができなくなってしまった、というのが通説となっているなりね。また、けがの回復に向けて球団が用意したリハビリメニューを無視するなど、完全に球団をなめきった態度を取っていたことが解雇に繋がったと言われているなり。

伊良部投手は阪神を退団後、渡米してマイナーリーグ入りの道を模索していたようなりが、これもなかなか上手くいかないようで、現在は右ひざの治療をしながら日本球界の復帰を目指しているというなりよ。公式ページには1月8日付けでメッセージが寄せられているなりが、「ひざの状況のほうは、残念ながらまだそれほどよくなっていません」「去年から引き続き、温浴治療をしたり、ウェートトレーニングをしたりしています。体重や体脂肪のコントロールも、注意しながらやっています」「まだ時間はかかるかもしれませんが、根気良くやっていくつもりです」と現役を続行する意欲は十分にあるようなりね。

ただ、いかんせん阪神時代の年俸が高額だったこと、また、右ひざの状態がどの程度なのかが分からないことが国内の球団が獲得に二の足を踏んでいる理由。実績は誰もが評価しながらも、年も明けたというのになかなか新天地が決まらずにいるなりよね。

そんな伊良部投手に対し、オリックスが獲得の調査を進めていることが明らかとなったなり。オリックスは近鉄と合併して戦力的には強化されたものの、岩隈久志投手を楽天に放出するなど、先発のコマが不足しているのが現状。そのため、実績十分の伊良部投手に白羽の矢を立て、調査を進めているというなり。

実際に入団するかどうかは年俸との兼ね合いということになりそうなりが、伊良部投手に何がなんでも現役を続行したいという強い気持ちがあるのであれば、電撃オリックス入りということもあるかもしれないなりね。春先あたりまで、伊良部投手とオリックスの動向に注目しておきたいところなり。

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