PSPやニンテンドーDSの牙城に迫る「ポケファミ」。

2005/01/17 05:20 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


最近発売され、にわかに話題となっている携帯ファミコン「ポケファミ」。コ○助が子どもの頃、幾度となく持ち歩けるファミコンの実現を夢見ていたものなりが、それが20年近くの時を経てようやく現実のモノになったなりね。正確にはこれまでも中国製の怪しげな携帯ファミコンはあったように思うなりが、国内でちゃんとしたパッケージモノとして流通する製品としては、恐らく初めての製品なのではないかと。

「ポケファミ」を発売しているゲームテックは、これまで据え置き型のファミコン互換機「ネオファミ」やゲームボーイアドバンスでファミコン用のソフトが動く「アドファミ」などを発売しているメーカー。コ○助もなにげに「ネオファミ」も「アドファミ」も所有しているので、「ポケファミ」も欲しかったりするなりよ(笑)。まあ「アドファミ」があれば「ポケファミ」は必要ないのは確かなりが、こういう製品はとりあえず手に入れて試してみたくなるものなり。ファミコンのソフト資産はいくらかあることだし。

そんな「ポケファミ」なりが、小・中学生の頃、リアルタイムにファミコンを体験しているいわゆるファミコン世代の20〜30代を中心に受けているというなりよ。夕刊フジに、「ポケファミ」の売れ行きなどについてまとめた記事が出ているなりね。

「家電量販店の売り場担当者は『売り切れとまではいかないが日に数台は売れる。出荷数がそれほど多くないだろうから、早めに買っておいた方がいいですよ』と売れ行きは上々のようだ」
「ファミコンに詳しいゲーム評論家の府元晶さんは『この時代のゲームは技術的な制限がある中でも、独特のキャラやゲームの工夫がある。出荷数が少なく、数千−数万円のプレミアがつくものもある。80年代を代表する文化の1つだから、懐古の動きは出てきている』と分析する」

ゲームボーイ用ソフト「ファミコンミニ」を含めて、昨今のファミコンブームは凄いものがあるなりよね。Tシャツなどのグッズになったり、食玩として発売されたり、CDやDVDになったり。そういったブームが依然として続いているタイミングで「ポケファミ」は投入されているので、ある程度売れるのは当然といった感じなりか。

しかし、コ○助も「ネオファミ」を購入して以降、気が付くと中古で良いファミコンソフトはないかとフラフラとゲームショップに向かうことが多くなったなりが、中古とはいえ、これがかなり高いなりよ。市場に出回る量が少ないのでプレミアが付いているのは分かるなりが、中古のファミコンソフトに4,000円も5,000円もそうは払えないので、困ってしまうなり。きっと「ポケファミ」を購入して、「ちょっとファミコンのソフト買いに行ってみようかな」と思ったらびっくりするような価格だった……なんて驚きにぶち当たる人が続出するかもしれないなりね(笑)。

新たに中古のファミコンソフトを集めていくのは大変なのでオススメはしないなりが、自宅の納戸などにファミコンソフトが眠っているという人には、「ポケファミ」は魅力的な製品。昔遊んだゲームをまたやりたい、という人は購入を検討してみて下さいませ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.