「高齢者のスポーツ」ゲートボールをする若者が急増中。

2005/01/11 18:27 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


にわか信じがたいなりが、小学生の頃に密かにゲートボールが好きだったコ○助の心の琴線に触れる話題が日経流通新聞に出ていたなり。なんでも「高齢者のスポーツ」というガチガチのイメージができているゲートボールの競技者が、全体としては減少傾向にあるものの、若年層の競技者に限れば年々増加傾向にあるのだとか。

これはゲートボールの全国組織である日本ゲートボール連合が数年前から展開してきた、全国100か所での親子教室や、援助金を出して学校にゲートボール部を作ってもらう活動などの地道な取り組みの成果が出始めているため。高校生以下に限ったゲートボールのジュニア大会では、1996年の第1回大会と2004年の大会を比べると参加チームが倍近くに増えるなど、取り組みの成果は数字となってハッキリと現れてきているようなりよ。

また、この日本ゲートボール連合の取り組みとは全く別の流れで、大学のゲートボールサークルが誕生し始めているなりね。日経流通新聞で紹介されているのは、早稲田大学や開成高校の学生が中心となって発足したユースゲートボール連盟。大学生などにゲートボールの普及を促し、いずれは大学対抗の選手権やチャンピオンシップなどを開催していく意向だというなり。

そもそも、ゲートボールという競技名は知っていても、実際にはどのようなスポーツなのか知らない人は結構多いかもしれないなりね。どのようなルールのスポーツなのかを簡単にまとめてみると。

・プレー人数は5人×2チームの対抗戦。
・T字のハンマー型スティックと3つのゲート、ゴールポール、ボールを使用。
・スティックでボールを打ち、ゲートをくぐると1点、ゴールポールに当てると2点。チームのメンバーがそれぞれゴールポールを目指し、合計点でチームの勝敗が決まる。
・ゲームの過程でボールがぶつかり合い、思うようにゲートをくぐることができないのがキモ。

詳しいルールに関しては「ゲートボール ルール」などの単語で検索をしてみて欲しいなりが、基本的には単純なスポーツなりよ。パターゴルフのような、ビリヤードのような。

コ○助は小学生の頃、仲の良かった友だちの自宅近くの公園にあったゲートボール場で、お年寄りに混じってゲートボールをよくやっていたなりね。もちろん、コ○助たちは用具一式を持っていたわけでは無いので全てお年寄りの皆さんから拝借してプレーしていたなりが、今思えばなんて微笑ましい光景なりか(笑)。

そんな経験を持っているため、テレビ朝日系で放送されていた「おはよう! ゲートボール」は早起きできた時には見ていたし、PCエンジン用ソフト「あっぱれ! ゲートボール」もかなりハマったクチ。あまり信じてくれる人がいないなりが、本当にコ○助はゲートボール少年だったなりね(笑)。

ちなみに。以前フジテレビ系「トリビアの泉」でゲートボールの起源についてのネタが紹介されたことがあるようなりが、それによると、もともとゲートボールは1947年に北海道芽室町でパン工場を経営していた鈴木和伸氏が、「治安が悪い町でも子どもが健全に育つのに役立つスポーツはないか」と考案したものなのだとか。ところが、肝心の子どもには見向きもされず、一時は衰退していったものの、1960年代から高齢者のスポーツとしてブレイク。今では中国、ブラジルなど海外32か国で行われており、アジア大会も開催されるほど普及しているというなり。

日本発のスポーツ、ゲートボール。若者の間で出てきた芽を大切にしながら、再び人気スポーツになっていくと良いなりね。皆さんも機会があればぜひ……って、そんなに機会なんて無いなりか(笑)。でも、コ○助も久しぶりにやりたくなってきたなりねぇ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.