脳の機能を高めるココア、新発売。

2005/01/11 11:31 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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セントルイスに住んでいる私としては、たまに日本の時事にうとくなってしまうのですが。なんでも今週末(15〜16日)は大学入試センターだそうですね。受験者の皆さんはもう最後の追い込みの時期かと。どうか体調管理に気を付けて頑張ってください!

ところで、試験勉強やその他の頭脳をフル回転させたいなどに役立つココアが発売されたってご存知でしたか?販売元は健康食品を主に製造するクラレファミリー製品株式会社。「ホスファチジルセリン」、そして「ギャバ」というふたつの成分を含んだ粉末飲料「PSココア」を、1月5日から販売しています。

ホスファチジルセリン(phoshatidylserine = PS)なんて、まるで舌を噛みそうな名前ですが、実はこれは元々人間の細胞内にも含まれている物質なのだそうです。リン脂質の一種で特に脳細胞に多く含まれており、脳機能に深いかかわりがあると以前から言われていました。実際にその後の研究で、PSを摂取すると脳の活性化やその機能維持に影響を与えると判ったのだそうです。

ただしこのPS、以前は牛の脳を原料として精製されていたんだそう。しかし製造コストや近年のBSEの問題などから、今では大豆を原料にするのが一般的になっているそうです。

もうひとつの化学物質ギャバは、正式名称をガンマーアミノ酪酸と言い、こちらも脳に元から含まれているモノ。なんでも脳への酸素供給量をコントロールしたり、細胞の代謝機能を活発化する働きがあるそうで、こちらも脳の機能をアップするのに役立つのだそう。しかもイライラを抑えるリラックス効果もあるので、気持ちを落ち着けて何かに集中したい場合は大変便利ですね。

ギャバはキムチや発芽玄米などの食品にに多く含まれているそうなんですが、でも何故キムチなんだろう……(笑)?キムチの原料だけを食べてもダメなのかしら?いや本当はキムチ大好きだから良いんですけど。

話がそれましたけど、このふたつの成分をバランスよく配合し、カルシウムやビタミンD(カルシウムの吸収を助けます)、さらにマグネシウム(神経の興奮緩和や血圧の維持に役立ちます)なども含んでいる、とっておき保険機能食品がPSココア。ウォール真木も、ネタに詰まったときに飲んでみたいです(笑)。

気になるお値段は、1パッケージ7袋入りの希望小売価格が1000前後とちょっと高めな。でもこれで頭の回転が速くなるなら、ちょっと魅力的ですよねー。

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