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いやあ、日本でもかなり評判になっていますね。米ネットワークFOXが製作･放映している｢24｣（トゥエンティー･フォー）ですよ。アメリカのCounter Terrorist Unit (CTU −テロ対策ユニット−)のロスアンジェルス支局で、捜査官として働くジャック･バウアーを主人公としたこの物語は、なんと1時間の放映時間に対してドラマ内の時間も1時間ずつ進む……という、しかもドラマ全体がたったの24時間の短い間に大きく展開するという、前例のないリアルタイム番組なのです。

捜査官のジャックが、テロ犯をあの手この手で追跡する……というのが主軸のストーリー。そこに彼の身の回りの人々（同僚や家族）がトラブルに巻き込まれるという、サブ的なストーリーが絡み合います。これら個々の物語に、いつの間にか関連性が生まれてきたりして、とにかく複雑なドラマなのです。ハラハラのしっぱなしで、もう目が放せません。一度観たら、絶対続きが気になるドラマです！

さてこの｢24｣はすでに3シリーズが完了し、アメリカでは今週から第4シリーズ目が放映開始となります。第3シリーズの最後でバイオ･テロから人々を守り大統領から感謝されたジャックですが、それから18ヶ月後を設定としている第4作目の冒頭では、なんとCTUの職を失っていました。なんでも新しい女上司ドリスコルが、就任直後に彼をクビにしたんだとか……。しかし新たなテロの可能性が浮上し、どうしてもジャックの手が必要になるドリスコル。嫌々ながらジャックを特別に呼び戻すのです。こうして我らが主人公は、また24時間というタイムリミットの中、犯人を追い求め、命がけで駆け回ることに……。

しかし、ジャック･バウアーを演じるキーファー･スザーランドはカッコ良いですねぇ。彼は、｢24｣でブレイクする前は映画俳優というイメージがあったのですが、いまじゃすっかりテレビの顔。しかもこの｢24｣では、演技だけではなく、2シーズン目からは製作にも関わっているのだそうで、いろいろと才能のある人のよう。

毎シーズン、どんどんファンを増やしているこの｢24｣ですが、今回の新シリーズ放映にあたってFOXは、2日連続2時間の一挙4時間分放映！という特別スケジュールを組んでいます。うーん、視聴率がどれだけになることやら。何はともあれ、今回もブレイクしそうです。日本のファンの方も、どうかお楽しみに！