昨年末（12月27日発売）に購入したまま放っておいた「インターネットマガジン」を、正月なのでのんびりと読んでいたらリニューアルの告知が出ていてビックリ。コ○助は結構な量の雑誌を毎月購入しているなりが、パソコン＆インターネット関連の雑誌でお気に入り上位に食い込んでいるのが「インターネットマガジン」なりね。まあ定番中の定番ではあるなりが（笑）。

「インターネットマガジン」が好きな理由は、ホームページの利用者というよりは、運営者側の視点で書かれた記事が多いこと。そのため、Narinari.comを運営していく上で参考になる情報が毎号のように掲載されているので、勉強のつもりで読んでいるなりよ。現在発売中の2月号の内容でいうと、大きな特集の「検索を制する！　新型検索の使い方から効果的なSEOまでを完全網羅」が大変参考になるなり。SEO（検索エンジン最適化）に関する記事がなかなか。

そんな「インターネットマガジン」がリニューアルするというなり。個人的には今のスタイルで十分楽しんでいるのでリニューアルしなくても良いと思うなりが、結構な大リニューアルになるようなりよ。2月号に掲載されている「本誌リニューアルのお知らせ」から現編集長と新編集長の挨拶の一部を抜粋してみると。

・現編集長　西田隆一氏
「インターネットマガジンは、普通の人たちがインターネットを使いこなすために必要な情報を提供してきました。しかし、インターネット自体が特別な存在ではなくなってくると、いままでのような情報の必要性は薄れてきます。情報のバランスが変わればインターネットを補完するための雑誌から、インターネットと共存するための雑誌へと変化しなければなりません。それはプロフェッショナルのためのより洗練された情報を提供する雑誌だと考えます。そこでインターネットマガジンは、新しい技術によるビジネスの変革の動向をお伝えする雑誌へと進化します」

・新編集長　井斧昌信氏
「一般の人がインターネットに接続し、活用できるように支援する、という編集方針で発行してまいりましたが、今では国民のほとんどがつながり、その利用概念も定着するに至っています。そこで、インターネットマガジンは当初想定した役割をまっとうしたと認識し、次号（2005年1月29日発売号）よりリニューアルさせていただくことになりました。（中略）インターネットマガジンは創刊時の志に戻り、次世代のネットワーク技術の中核を解説しつつ、新しいビジネスイノベーションを創造していかれる人々に、その『種』を提供できるよう努力していく所存です」

いろいろと書かれているなりが、簡単にまとめると、インターネットがほとんどの人に普及したため、より先鋭的な切り口の雑誌に生まれ変わる、ということのようなり。

リニューアル第1号となる3月号の表紙のイメージが掲載されているなりが、そこからどのような内容になるのかを少し垣間見ることができるなりね。ちょっと見ておくと。

・総力特集「先取！　今年登場してくる重要Netテクノロジー　Business Seeds of 2005」
・リニューアル記念海外特別インタビュー「デジタルコミュニケーションの神様 Dr.エンゲルバートに聞く」
・企業技術戦略研究シリーズ「クアルコム」
・インターネットの論点：トレーサビリティvs.プライバシー
・ラスベガスCES特別取材「ユビキタスデバイスオンパレード！」
・特別付録「ワイヤレス時代到来　これが日本の電波リソースだ！」

「内容は変更されることがあります」との注意書きがあるので、これとは違う内容になる場合も有りそうなりが、ザッと見た感じではなかなか歯ごたえの有りそうな内容なりね。今までは、例えば2月号なら「検索を制する！」「自宅にいながらインターネットで1億円稼ぐ」といったわかりやすい見出しの記事が並んでいたなりが、リニューアル後は、あまりインターネットに詳しくない人が見たら、まるで技術書のような難しさを感じるかもしれないなりね（笑）。まあ新旧編集長の挨拶にあるとおりのリニューアルになっているので、これで良いのだと思うなりが。

とりあえず、愛読者の一人として1月29日発売の3月号はチェックしておきたいと思うなり。「インターネットマガジン」を読んでいる人はチェックをお忘れなく。