大みそかのK-1 Dynamite!!、曙6連敗も「勝つまでやる」。

2005/01/01 08:11 Written by コ○助

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相手は長年に渡って総合格闘技のトップに立っていたツワモノ、ホイス・グレイシー。対戦カードが発表された時から、いや、ひょっとしたら対戦相手が誰でも、試合に出場することが決まった時点で勝てる可能性があるとは誰も思っていなかったであろう曙なりが、昨日の大みそかに開催された「K-1 Dynamite!!」の大トリ、第9試合に登場したなりね。

格闘技番組は大みそかの恒例となってしまったので、NHKの紅白歌合戦を見つつもチャンネルを頻繁に切り替えながら裏のK-1やPRIDEを見ていた人も多いと思うなりが、コ○助も紅白歌合戦で「マツケンサンバII」を堪能したあとはK-1を見ていたなりよ。ちょうど、チャンネルを替えるとボブ・サップvs.ジェロム・レ・バンナの試合あたりだったので、曙を見るにはグッドタイミングだったなりね。K-1の谷川貞治氏が事前に「(曙の大トリは)視聴率を上げることを一番に、テレビ局と相談して決めた」と語っていたように、かなりK-1やテレビ局側の思う壺なりが(笑)。

試合の内容に関してはスポーツナビの詳報記事などを見ていただくとして。相変わらず酷い内容だったなりねぇ。まず、入場シーンで曙が2回くらいズルッと滑っているシーンを見て地に足が着いていない感じがしていたなりが、試合が始まってもこれまでとそう大差ない動きにガックリ。まあ俊敏に動くとは思っていないので予想通りの展開と言えばそうなりが、ホイス・グレイシーにアッという間に腕を取られて、わずか2分13秒でタップアウトしてしまったなりね。ホイス・グレイシーの上手さだけが際だった印象。

試合後のインタビューで曙は「何がなんだか、あまり分からなかったですね」「寝技に一切つきあわないようにしようと思っていたんですけど、忘れちゃって飛び込みました」と、試合が始まった途端に意識が飛んでしまった模様なり。むぅ。今後の身の振りについて、毎度のように引退を勧める声が強まっているなりが、曙自身は「とりあえず、勝つまでやりたいですね。ここまで来たら連敗で辞めますっていうのも、もったいないし」と、なんだか連敗記録を作るためにリングに上がると言わんばかりのコメントを残しているなり(笑)。

ついコ○助も見てしまうので、勝とうが負けようが、視聴率を取るためのソフトとしての価値はまだまだあるということなのかもしれないなりが、誰かが引き際を決めてあげないと、どんどん相撲の横綱の価値が下がっていくような気がしてならないなりよ。まあ相撲界とは決別した曙やK-1の運営サイドにとっては、そんなことはもう大した問題では無いのかもしれないなりが……。

どこまで続く曙の連敗街道。横綱時代の圧倒的な強さを知っているだけに、現在の姿を見るたびに悲しくなってしまうなり。早く1勝を挙げて引退できると良いなりね。

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