「セックス・アンド・ザ・シティ」の人気を上回るか?最近評判の米ドラマ。

2004/12/30 03:20 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ニューヨークはマンハッタンに住むハイソな女性4人のライフスタイルを赤裸々に描いて、超人気番組となった「セックス・アンド・ザ・シティ」。日本でも放映されており、DVDも販売されているので、認知度は多い海外ドラマかと思います。

ケーブルTVのHBOが製作放映していたのですが、有料チャンネルにかかわらず、その最終回(今年2月)では全米で1,100万人が視聴したんだとか…。ドラマのキャラクター4人が展開する会話のキワドさもさることながら、彼女たちのファッションや住宅のインテリアなんかも雑誌で特集がされるほど注目されていました。

最近、アメリカでもルイ・ヴィトンが日本並みに人気になっていますが、これは絶対このドラマの影響があると思います。まあ若い子にブランド物が流行っているのは、かの「ヒルトン姉妹」の姉パリスちゃんのせいってのもあるかもしれませんが(笑)。

この「セックス・アンド・ザ・シティ」が終わってしまいファンも残念がっていたところ、その後釜を狙うドラマがこの秋から登場しました。全米ネットワークのABCが製作している "Desperate Housewives" がそれ。都市郊外の静かな住宅街に住む5人の奥様たちが、退屈しのぎとばかりに「肉体労働系」の若い男性などを誘惑していく……という過激な物語。これはまさに「セックス・アンド・ザ・シティ」で赤裸々なドラマのとりこになった視聴者のハートをがっしりとつかむ内容ではないですか。

前評判もなかなか上々で、しかも日曜9時というゴールデンタイムの放映も手伝ってか、放映開始から毎週200万人以上のファンが観ているそうです。それまで視聴率トップだった同ABCの "CSI"(犯罪捜査モノのドラマ。科学的捜査のスリリングな内容で人気です)を追い抜いて、堂々の1位にも輝きました。

キャスティングでは、日本でそれなりの知名度があるテリー・ハッチャーなどが熟したお色気を発散。彼女はWOWOWでも放映されていた「新スーパーマン ("Lois and Clark: The New Adventures of Superman")」でルイス・レーン役を演じていたり、映画にも「007」シリーズで悪女として登場していました。一時子育ての為に女優を休業したりしていましたが、相変わらずのスタイルと、恐ろしいほどのフェロモン放出度で芸能界に返り咲いていますな。あぁ、その色気。ウォール真木も見習わないと……(まあ無理だけど)。

余談ですがこのドラマは「チャーリーズ・エンジェル」のキャメロン・ディアスもファンなんだそうです。あまりにも大好きだからと、なんと今度脇役で出演まで決まったんだとか……。一体どんな役柄でカメオ出演するんでしょうねぇ。楽しみ。

最近は、アメリカで人気となったドラマは必ずと言って良いほど日本でもケーブルTVなどで放映されているので、この "Desperate Housewives" も近々登場する事は確実じゃないかと…。その時にはぜひチェックしてみて下さいね。

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