ヘビースモーカーの女性、105才まで生きて大往生。

2004/12/16 13:16 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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イギリスのケント地方にある養老施設で、先日105才の女性がお亡くなりになり、施設の看護士たちに見送られて葬られたそうです。

この女性はマリー・エリースさん。15年前から「イートン・ロッジ・ナーシング・ホーム」にて生活をしていたそうですが、入居当時から看護を担当する施設スタッフを困らせるほどのヘビー・スモーカーだったそう。なんでも彼女によると15才の頃から喫煙を始め、1日15本は最低でもすい続けていたんだとか。朝目覚めて看護士に向かっての最初の一言はもちろん

「タバコ吸っても良い?」

だったそうで、それこそすばらしいスモーキング・キャリア。ってそんな表現は変ですか、そうですか(笑)。

えーっと90年間、毎日15本ずつってことは単純計算して「365 x 90 x 15 = 49,2750」本!!イギリス、タバコ高いのになぁ…。よく105才まで長生きなさったものだ。さらにこのマリーさん、偏食でも有名だったそうで、コーヒーにはもちろん、スープなどにも砂糖をタップリと入れて食事したんだとか。

普通の人だったら、気管支疾患、心臓疾患、糖尿病…と色々な弊害が出てしまいそうな生活を続けていたマリーさん。亡くなった時は老衰だったそうで、まさに大往生。


彼女がお亡くなりになった時は、スタッフ全員が敬意を表し、お葬式に参列したそうです。名曲 "Smoke Gets in Your Eyes" (邦題「煙が目にしみる」)が流れる中、棺桶の中にはマリーさんが大好きだったタバコの「ベンソン & ヘッジズ」が入れられました。さらに、彼女のために特別に作られた、タバコの形をした花のリースも飾られました。天国に旅立つ彼女に、至れり尽くせりですねぇ。

ウォール真木もマリーさんのご冥福をお祈りしたいと思います。でも天国ではタバコはほどほどに…。

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