プロ野球への関心「低下した」27.8%。

2004/12/16 12:05 Written by コ○助

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今年は球界再編のゴタゴタに終始した一年となってしまい、シーズンも、日本シリーズも例年よりも盛り上がりに欠けた感があったなりが、それでも来季以降の新しい枠組みが決定して明るい兆候も見えて来ているなりよね。楽天やソフトバンクの参入でパ・リーグに新しい魅力が加わり、また、好評だったプレーオフも2年目を迎えて今年以上に2位と3位の重さが変わってくるだろうし、なによりも長年の懸案だったセ・パの交流戦がスタートするなど、来年は新生プロ野球がスタートするという意味で、非常に楽しみな年だと思うなりよ。野球ファンとしては。

でも、ほとんど野球を観ない層やたまにしか野球を観ない層、つまりコ○助のようなコアな野球ファン以外にとってみれば、実はそんな新しい動きは大して野球の魅力増には繋がっていないのかもしれないなり。そう思わせるような調査結果が野村総合研究所の調査によって浮き彫りになったなりね。

この調査は「プロスポーツ10種に対する関心度の変化」をインターネットで問うたもので、プロ野球について「低下」と答えた人が27.8%にのぼったというなりよ。「低下」した理由については、46.4%もの人が「不祥事や再編騒動で興味がそがれた」と答えているなりね。まあ、きっと野球ファンにとってはこれまで常識だった「ナベツネを中心とするオーナー陣グループ」の存在や、各球団が赤字を抱えながら運営をしているという体質が、一気に一般レベルで認知されるようになったため、「プロ野球界はこんな状態だったのか」と幻滅した人が多かったのかもしれないなり。

コ○助的には、長年プロ野球界を牛耳ってきたオーナーたちが相次いで退陣したことで、プロ野球界の膿が出て浄化されつつあると思っているので、これまでの10年と向こう10年を比べたら、向こう10年に期待したいかな、と。もちろん、新しくスタートする交流戦もゴタゴタの中から生まれた希望のひとつとして、楽しみにしているなりよ。まあ今年はプロ野球の魅力を自らすり減らした一年だったので、来年は底からのスタートだと思って、新しい魅力作りに勤しんで欲しいなりね。

ちなみに、逆に「関心が高まった」という競技のトップは「大リーグ」で33.8%。次いで「サッカー日本代表の試合」が21.1%だったというなり。まあ分かりやすい結果ではあるなりね。日本の人気選手がメジャーに行けば行くほど中継も増えて、ニュースで取り上げられる機会も増えるので、関心が高まるのは当然のこと。これって、たぶん「大リーグ」というよりも、「日本人メジャーリーガー」への関心が高まっているだけのような気もするなりが(笑)。「サッカー日本代表の試合」は来年はW杯の最終予選もスタートするし、関心が高まっているのは良きこと。この最終予選を無事に突破してW杯への出場を決めて、さらに関心が高まると良いなりねぇ。

皆さんはどうなりか? プロ野球への関心は低くなったなりか? それとも高くなったなりか?

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