ヌードで悩殺? ドイツで新種の強盗。

2004/12/14 10:38 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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強盗と言えば、思い浮かべるのがこんなシーン。暗い夜道を歩いていると、突然わき道から「ゴルゴ13」も真っ青な、強面のピストルを持った男が…。そして一言、

「金出しな」

まあ今時こんなありきたりのシチュエーション、映画でも見ませんけどね(笑)。でも私の想像が極端だとしても、強盗と聞くと誰かに脅されて金銭を奪われるというのが一般の認識ですよね。

しかし先日ドイツで起こった「強奪事件」。この常識(?)を覆す方法でひとりのお年寄りが財布を奪われてしまったのだそうです。しかもズボンごと、言葉どおり「身ぐるみ剥がされて」しまったのです。

ベルリンにお住まいの81才の男性。道端で若い女性2人に声をかけられました。彼女達、どう言葉巧みに誘ったかは判りませんが、その場でヌード写真の撮影をするので、一緒にモデルになってくれないかと、おじいさんに頼み込んだのです。

おじいさん、嬉しかったらしい。何歳になっても男を捨てないスタンスはある意味立派だ(笑)。

と言うことで、その場でいそいそと洋服を脱ぎ始めた彼。その直後に女性2人が彼の脱ぎ捨てた洋服を奪い取って走り去ったのを見た時も、きっと一瞬何のことだか判らなかったに違いない。気の毒に…(涙)。

結局気づいた時はもう遅い。公共の場でかなり情けないお姿のまま、強盗だと理解した時は、そりゃあ寂しかっただろうなぁ。

警察の発表によると、男性が奪われた財布の仲には約250ユーロ(日本円にして約35,000円)の現金が入っていたそうです。

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