2006年ドイツW杯アジア最終予選の組み合わせが決定。

2004/12/10 06:30 Written by コ○助

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来年2月から、いよいよスタートするW杯のアジア最終予選。日本は1次予選6試合を6勝0敗、得点16、失点1の成績で勝ち抜き、最終予選へとコマを進めたなりが、明らかに格下のシンガポールに苦戦を強いられるなど、ジーコ・ジャパンの評価がイマイチ定まらないまま大事な最終予選を迎えることになるなりね。1次予選よりも相手が強くなる最終予選。これに敗れれば当然2006年のドイツW杯には出場できないだけに、心配は尽きないなりよね。

でも、9日に行われた最終予選の組み合わせ抽選の結果を見ると、どうやら日本には相当厳しい試合が待っていることになりそうなりよ。とりあえず、日本以外の国も含めて、どのようなグループ分けになったのかをまとめておくと。

A組:韓国、クウェート、ウズベキスタン、サウジアラビア
B組:日本、バーレーン、イラン、北朝鮮

どの国と当たってもアジアの強豪とはいえ、日本はアジア杯で苦戦したバーレーン、8か国の中でトップクラスの実力を持つイラン、データがない上に政治の問題も絡む北朝鮮と、厄介な相手が揃った感じなりね。この組み合わせ結果にジーコ監督は「この時点で、相手うんぬんなど言ってはいられない」と多くは語らなかったものの、日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは「予想とは全く逆になった。厳しいな。シビアだな、というのが率直な感想だ」と語るなど、総じて関係者の顔は曇っているようなり。

バーレーンやイランとの組み合わせは、恐らくこれがサウジアラビアやクウェートに代わっていても同じような心配の声が挙がると思うので仕方がないとしても、北朝鮮だけは同組には入って欲しくなかったなりねぇ。北朝鮮との試合は、日本のホームでは来年2月9日に、北朝鮮のホームでは6月8日に開催されるなりが、国交が無いだけでなく、緊張関係が日増しに高まっている国との対戦は、スポーツに政治が持ち込まれる恐れがあるのが心配なところ。サポーターが応援しに北朝鮮へ……というのも、そう簡単は話ではないだけに、いろいろと問題が多い対戦になりそうなりよね。

ジーコ監督は、最終予選6試合の成績を「最低3勝2分け1敗」に設定しているようなりが、果たして日本はW杯への出場を掴むことができるかどうか。運命の決戦の火ぶたが切られるのは来年2月9日なり。

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