日経MJが選ぶ「第34回ヒット商品番付」、今年の横綱は?

2004/12/09 05:49 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


もうこの時期の恒例となっている「ヒット商品番付」。毎年三井住友銀行の子会社のSMBCコンサルティングが発表するものと、日経MJ(日経流通新聞)が発表するものが有名なりが、コ○助は日経MJのヒット商品番付のほうが好きなりね。どちらの番付も、扱っているヒット商品の数々はそう大差があるわけでは無いなりが、日経MJのほうが対象となる範囲が広いような気がするなりよ。番付自体も日経MJのほうが長いので、なかなか見応えがあるなりね。

今年のヒット商品番付を見る前に、参考までに昨年の番付を見ておくと。

横綱:デジタルAV機器、「昭和」
大関:六本木ヒルズ、阪神タイガース
関脇:へルシア緑茶、都市型温泉、駅ナカ
小結:「踊る大捜査線THE MOVIE2」、黒い食品
前頭:メガピクセル携帯、着うた、サイクロン掃除機、アミノ酸、ブランド子供服、ブロードバンド、「トリビアの泉」、「バカの壁」、ヌーブラ、「世界に一つだけの花」などなど。

2003年は、今となってはもはや定番化している「デジタルAV機器」「ヘルシア緑茶」「都市型温泉」「メガピクセル携帯」「トリビアの泉」などが現れ、流行した年だったなりよねぇ。たった1年しか経っていないなりが、昨年の横綱のヒット商品も含めて、なんだか古臭く感じるものなり。

さて、それでは今年のヒット商品番付を見ておくと。

横綱:韓流、アテネ特需
大関:聴く携帯端末、ななめ式ドラム洗濯機
関脇:「ドラフトワン」、「アジエンス」、「ヘルシオ」
小結:高級セダン、「世界の中心で、愛をさけぶ」
前頭:「D70」、「コエンザイムC10」、10代の女王、はいれる保険、芋焼酎、「伊右衛門」、ウォーキング、キャスター付きバッグ、タワーマンション、「ハウルの動く城」、「骨までおいしい魚」、「モイスチュア スキンリペア」、美脚パンツ、「脳を鍛える大人のドリル」、「クラスJ」、携帯ゲーム機、「負け犬の遠吠え」、萌え、「電車男」、「ストッパ下痢止め」、Jホラー、「暴君ハバネロ」、オキシライド乾電池、ブログ、日本橋、旭山動物園、ぴん芸人、お茶の間手品

前頭の28商品はすべて同格の扱いなので、最初に出てきたものが番付が上、というわけではないなりね。ザッと見てみて、どうなりか? コ○助的には、どうもピンと来ないものがチラホラ。

分かりにくいものを見ていくと、製品名が並んでいる関脇は、「ドラフトワン」はサッポロが投入したビールでも発泡酒でもない「第3のビール」。麦芽や麦を使用せずに、エンドウたんぱくを使用して醸造した画期的なお酒で、最近は増税を巡ってニュースになることも多かったので、実際に飲んだことがなくても製品名を認知している人は多そうなりよね。

「アジエンス」は、その名前だけではピンと来ないかもしれないなりが、花王が発売しているシャンプー。黒髪の美しさを訴えかけたのが功を奏し、シェア1位になるほど売れているというなり。ここら辺、コ○助はピンと来なかったなりが、女性なら「納得!」という感じになるなりか。

「ヘルシオ」はシャープが開発した、水蒸気で食品を焼き上げる、画期的なウォーターオーブン。これ、凄いなりよねぇ。製品情報のページには「高温の過熱水蒸気で直接食品をおおい、熱風方式の約8倍の熱量で食品中の脂をスピーディーに溶かしながら、脂を落として焼き上げます。気になるカロリーを抑えられるので、お肉料理を敬遠しがちな方も気軽にお召し上がりいただけます」とあるなりが、200グラムのステーキなら、フライパンで調理するよりも約13%もカロリーをカットできるというなりよ。もちろん、ほかの食材も栄養素を破壊せずに、カロリーと脂分だけをカットしてくれるスグレモノなりね。実は、コ○助も密かに狙っている商品なり(笑)。でも、一人暮らしの家にはちょっと豪華すぎるかなぁ、と思って躊躇しているなりが、来年は手に入れたいなりねぇ。

今年の日経MJが選ぶ「ヒット商品番付」、皆さんの印象はどうなりか?

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.