北陽高校の浜岡巧外野手がブレーブスと契約。

2004/12/03 15:19 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


マック鈴木投手(元ロイヤルズ)や多田野数人投手(インディアンス)のように、最近は日本のプロ野球を通らずにアメリカでプレーする選手も徐々に増えてきているなりよね。現在もマイナーリーグには社会人野球をリストラされて海を渡った荒川祐輔投手(ロッキーズ)や名門横浜高校からダイヤモンドバックスに入団した山口鉄也投手などが明日のメジャーリーガーを夢見てプレーしているなりが、また一人、メジャーを目指す高校生が現れたなりよ。

ブレーブスとマイナー契約を結んだのは北陽高校の浜岡巧外野手。2001年、兵庫県の西宮市立学文中学3年のときに日本で開催された「第1回アトランタブレーブス入団テスト」に120人の参加者の中でただ一人合格した逸材なり。Narinari.comの過去ログを紐解いてみると、この入団テストには当時ヤクルトを戦力外となった高橋智外野手や元巨人の杉山直樹捕手なども受験していたようで、決してレベルの低い入団テストというわけでは無かったようなりよ。

浜岡選手はこの入団テストに投手として参加。MAX138キロのストレートを投げ込む素材にブレーブスのスカウトが惚れ込んだなりが、当時まだメジャーリーグの規定の年齢に達していなかったため契約を断念。3年が経過し、規定の年齢に達したため、このたび晴れてブレーブスと正式にマイナー契約を結ぶことになったわけなり。余談なりが、阪神に入団した15歳の辻本賢人投手のストレートはMAX142キロ。まったく末恐ろしいなりね……。

この3年の間に浜岡選手は右ひじを痛め、投手から外野手に転向しているなりが、それでもブレーブスがご執心だったことを考えると、かなりの素材の持ち主なのかもしれないなりね。入団会見では「目指してきたメジャーに上がることを夢に、一歩ずつやっていきたい。肩の強さと打撃は自信がある」と抱負を語っているなり。

プロ野球で輝かしい実績を残してきた田口壮外野手や松井稼頭央内野手ですら苦戦を強いられているメジャーの舞台。野手にとっては適応するのが難しいこの舞台に、何年後かに立つことができるかどうか。「浜岡巧」の名前を覚えておいて下さいませ。ほんと、頑張って這い上がって欲しいなりね。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.