四国独立リーグのトライアウト志願者は934人。

2004/12/03 08:12 Written by コ○助

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これが多いのか、少ないのか微妙に分かりにくい数字ではあるなりが、来春スタートする予定の四国独立リーグのトライアウト志願者が11月30日時点で934人であることが発表されたなり。四国独立リーグは1県に1チーム、計4チームで構成されており、1チームあたりの選手数は22人を想定しているようなので、リーグ全体では90人前後が採用される予定なりよ。なので単純に競争率は10倍程度ということなりか。そう思うと、「殺到」とは言わないなりが、結構集まっていると言えるかもしれないなりね。まあ記念受験の人もいるだろうし。

四国独立リーグは現役時代は西武黄金期を支え、引退後はダイエーの2軍監督やオリックスの監督を務めた石毛宏典氏が旗振り役となり、発足に向けて準備が進められている野球リーグ。プロ野球とは全く別組織の、日本では初めての独立リーグということで、野球人口の底辺拡大の一端を担うのではないかと注目されているなりね。コ○助もこういったプロ野球でも社会人野球でもないリーグが生まれることには大賛成なので、応援したいと思っているなりよ。微力ながら、バシバシ話題として取り上げていく所存なり。

さて、話を戻すなりが、四国独立リーグのトライアウトは全国5か所で開催予定で、応募を締め切っているのは高松会場のみで、残りの会場はまだ参加者を募集しているなりね。応募資格が17歳から24歳までに制限されているなりが、「高校、大学時代に野球をやっていたけど、もう一度野球を本格的にやりたい」という思いがある人は、せっかくの機会なので参加してみてはいかがなりか? 簡単に高松会場以外の4か所のトライアウトの予定を見ておくと。

12月11日 東京会場(駒澤大学グラウンド)※12月5日締め切り
12月19日 札幌会場(札幌ドーム)※12月12日締め切り
12月23日 大阪会場(大阪ドーム)※12月16日締め切り
12月26日 名古屋会場(ナゴヤドーム)※12月19日締め切り

ゼロから立ち上げているわりには、トライアウトの会場もドーム球場を使っていてかなり豪華なりね。四国の企業を中心に着々とスポンサーも集まっているようだし、プロ野球OBのバックアップ体制も敷かれているので、かなり本格的なリーグになりそうな感じはするなりね。

ちなみに、現在のところ詳細なスタッフの陣容は決定していないなりが、各チームのアドバイザーとして上田利治氏、中西太氏、藤田元司氏、須藤豊氏が就任することは決定。監督やコーチとして元阪神の定詰雅彦氏や元広島の西田真二氏らが就任することが内定しているなり。アドバイザーは全員プロ野球の監督経験者という、蒼々たる面々が並んでいるなり。監督やコーチはプロ野球では若干経験が足りないような層になりそうなりが、選手と共に四国独立リーグを上のステップを目指す場として位置づけ、経験を積んでいければ良いのではないかと。ひょっとすると、そんな層から未来の名監督が出てくるかもしれないなりよね。

まだまだ具体的なことが全く決まっていない四国独立リーグなりが、この新しい試みが初年度から成功を収めることができるよう、頑張って欲しいものなり。

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