阪神、岩隈久志投手獲得へ主力級放出を準備。

2004/12/01 12:33 Written by コ○助

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フロントは「交換トレードで放出」仰木彬監督は「トレードは絶対にない」岩隈投手は「楽天への金銭トレード一本」と三者三様、混沌とした状態が続いている岩隈投手移籍問題。着地点がどこになるのか全く見えてこない状況なりが、かねてから岩隈投手の動向を気にかけていた阪神の岡田彰布監督がこの問題について言及、球団として岩隈投手争奪戦に参戦する意向を表明したなり。

これまでオリックスが岩隈投手の処遇を決まるまでは口を開かないと語っていた岡田監督なりが、11月30日にスポーツ各紙が「岩隈トレード」を一斉に報じたことで、初めて獲得に乗り出す意向を明らかにしたなりね。「(岩隈を)出すんなら、(セ・リーグ各球団は)みんな(獲得へ)来るのは間違いないやろ。うちだけじゃなく、みんなそうやろ」「出血? そうやな。向こうのエースやからな」と語るなど、かなり乗り気な様子なりよ。

「出血覚悟」という岡田監督なりが、1対複数のトレードになるのは仕方ないとしても、1対3や1対4では戦力的に痛すぎるということで、基本的には1対2のトレードを想定しているようなり。サンケイスポーツにはトレード要員として福原忍投手や藤本敦士内野手の名前が挙がっているなりね。やはりそこら辺になってくるなりよねぇ。福原+藤本だったら2年連続15勝を挙げたパ・リーグのエースである岩隈投手に十分釣り合うとは思うなりが、阪神ファンとしては複雑な心境。特に藤本選手については思い入れの強いファンも多いだけに、ファンからの反発も有りそうなりが、まあ岡田監督で有り続ける限り藤本選手は不遇な状況が続くだろうし、本人がレギュラーで常時出場を望むのであれば移籍という選択肢もアリなのかも……。

オリックスが岩隈投手の放出を決めた場合、巨人や中日との争奪戦になるのは必至。でも、阪神から引退を勧告された現役時代の岡田監督を拾ったオリックスの当時の指揮官が仰木監督という縁。そしてオリックスで2軍監督&打撃コーチを務めたという実績から来るパイプ。さらには中村勝広GMは阪神OBと、人的な繋がりではほかの球団よりも強いものを持っているだけに、仮に争奪戦になった場合には交換要員の質では巨人に劣るかもしれないなりが、阪神が獲得できる可能性は無きにしも有らずといった感じなりか。中日よりは可能性が有りそうな気がするなり。

とはいえ、とりあえずオリックスに残留するのが一番だとコ○助も思うなりよ。まあ今の各種報道を見る限りでは、そこに落ち着くのは相当難しそうな感じなりが……。さて、どういう決着を見ることになるのやら。

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