日本ハムの入来祐作投手、メキシコのウインターリーグに挑戦。

2004/11/29 09:21 Written by コ○助

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ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指して代理人交渉を訴えたことが巨人の逆鱗に触れ、懲罰的とも受け取れる電撃トレードによって日本ハムに移籍した入来投手。日本ハムにとっては高い能力を持つ入来投手が加入したことは戦力的に大きなプラスとなったので、北海道移転元年の投手陣の柱として期待されたなりが、残念ながら今季は2勝4敗、防御率7.20の成績に終わったなりね。

入来投手も今季の成績には不甲斐なさを感じているようで、「今年は恥ずかしいシーズンだった」と振り返っているなり。そのため、このオフには徹底的に身体を鍛え直して来季に臨む決意を固めているようなりが、そのトレーニングの一環として、メキシコで開催されているウインターリーグに挑戦することが決まったというなりよ。

ウインターリーグといえば、中南米のドミニカ、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコの4か国で10月から1月中旬頃まで開催されているリーグ。各国リーグに6球団が参戦し、約50試合を戦い、各国の優勝チームがカリビアン・シリーズに出場するなりね。主にメジャーリーグの控え選手やマイナーリーグの選手が参加しており、リーグのレベル自体は決して低いものでは無いなり。

ちなみに昨年はオリックスの吉井理人投手がドミニカのリーグに、2001年にはエクスポスを解雇された伊良部秀輝投手と、ロッテを解雇された光山英和捕手がプエルトリコのリーグに参戦したこともあるなりよ。オフの間も試合勘を失わないよう調整する場であると共に、各国のスカウトが集う場でもあるので、解雇された選手が次の就職先を見つけるためにアピールするリーグでもあるわけなり。伊良部投手も、光山捕手も、結果としてはウインターリーグでのプレーがスカウトの目に止まり、次の契約を掴み取っているなりね。

今年はメキシコのリーグに参戦する入来投手のほかに、ベネズエラのリーグには西武のアレックス・カブレラ内野手が参戦することが決まっているなり(カブレラ選手は基本的には毎年参戦)。日本ではほとんど報じられることが無いので、実際にどのような成績を残しているのかを逐一チェックするのは難しいなりが、ウインターリーグに挑戦したことが入来投手にとって何らかのプラスに作用すると良いなりね。実力があることは分かっているだけに、来季こそ日本ハムの投手陣の柱として、シーズンを通しての活躍を見せて欲しいものなり。

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