映画「スカイキャプテン」の出演者、監督インタビュー。

2004/11/22 03:58 Written by コ○助

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27日から公開される冒険アクション映画「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」のプロモーションが大々的に展開されているなりが、年末のハリウッド大作だというのに、事前に流れていた情報が少ないからなのか、それほど大きな話題にはなっていない様子。でも、アメリカで9月に公開され、全米興行収入ランキングで初登場1位を記録したこともあって、配給元のギャガ・コミュニケーションズでは日本でも興行収入30億円のラインを狙っているというなりよ。結構強気なりね。

「スカイキャプテン」はジュード・ロウのほかにも、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーというスターが競演している、いかにもハリウッドらしい作品。ジュード・ロウはもう少し作家性の高い作品をチョイスして出演するタイプかと思ったなりが、この手のCG満載、ドカンドカン映画にも出演するなりねぇ。「ガタカ」とか「スターリングラード」のジュード・ロウが好きなので、ちょっと複雑な心境。

どのようなストーリーの作品なのかを、簡単に見ておくと。
「世界中の著名な科学者たちが失踪する事件がニューヨークで立て続け発生。リポーターのポリ―(グウィネス・パルトロウ)とエース・パイロットのスカイキャプテン(ジュード・ロウ)は調査に乗り出す。危険にさらされながらも世界中を飛び回る怖いもの知らずの2人は、事件の黒幕と思われる存在を突き止め、軍の女性部隊総指揮官フランキー(アンジェリーナ・ジョリー)や天才技術士デックス(ジョヴァンニ・リビシ)らの助けを得て、世界征服を企む悪と対峙する」
分かりやすい正義と悪の対立を描いた作品なりね(笑)。まあ最近のハリウッド映画はアメコミを題材にした同様の作品が大ヒットを記録していることもあるし、決して方向性としては間違っていないのかもしれないなりが、やや単調な設定すぎる気も。でも、冒険活劇っぽい大作映画が昔ほど作られなくなっているので、この手の作品を待ち望んでいた!という人もいるかもしれないなりね。

そんな「スカイキャプテン」に主演しているジュード・ロウと、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリー、ケリー・コンラン監督のインタビュー記事が産経新聞に載っているなり。

・ジュード・ロウ
「撮影は、全てがブルースクリーンを使わなくてはならなかった。僕が乗る戦闘機以外は、全部後から加えられたものだ」
「アンジェリーナ・ジョリーナやグウィネス・パルトゥーロやジョバンニ・リビシといった友人に直接交渉して、参加してもらった」

・グウィネス・パルトロウ
「スケールの大きい冒険物語に魅力を感じました」
「ジュードはすごい。彼はそろそろアクションヒーローを演じてもいいころではないかと思っていたの。ハンサムだし、熱血漢だから、この役にはピッタリ」

・アンジェリーナ・ジョリー
「全てが壮大で、従来のものとは全く違っていて、驚くべきビジュアルです」
「(この作品は)本当に面白い。それに勇気をもって新しいことに挑戦している」

・ケリー・コンラン監督
「僕らは一度も撮影スタジオの外に出なかった。全て1つの小さな空間で撮影した」
「ジュード・ロウやグウィネス・パルトロウが参加してくれたのは、僕にとって最高の贈り物になった」

ギャガ・コミュニケーションズは超目玉作と意気込んでいた「ヴァン・ヘルシング」が大コケしたように、なにやら最近買い付ける作品の見立てに若干不安がある印象を受けるなりが、「スカイキャプテン」はどうなりかね。気になる人は、劇場に足を運んで自分の目で確かめてみるべし。

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