浦和レッズ、苦闘乗り越え悲願のステージ初制覇。

2004/11/21 10:15 Written by コ○助

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1993年のJリーグ発足以来、熱烈なファンに支えられ続けてきた浦和レッズ。恐らくJリーグのどのクラブのサポーターよりも、熱く、過激なサポーターが多いため、一般の人の中には「強豪」というイメージを抱く人もいるようなりが、実際のところはJ2への降格も経験するなど、長らく低迷を続けてきたクラブなりよね。

そんなJリーグ発足当初から最下位が定位置だった浦和レッズを変えたのは、ここ数年の積極的な補強と、今年から監督に就任したギド・ブッフバルト監督の存在。補強面では田中マルクス闘莉王選手、三都主アレサンドロ選手が加わったことで守備に厚みができた上に、DFの攻撃参加の姿勢が強まり、これまでエメルソン選手一辺倒だった攻撃にバリエーションが加わったなりよね。

また、ブッフバルト監督は監督就任1年目の新米監督ながら、選手との対話を重視した結果、失敗を叱責されても次の日まで引きずらせない、控え選手のモチベーションを萎えさせないといった細やかな配慮がなされたため、結果としてはレギュラーと控えが一丸となって最後まで突き進むことができたと言われているなりね。Jリーグのステージ初制覇は、ブッフバルト監督無くしては有り得なかった結果と言っても良いのかもしれないなり。

第2ステージを制した浦和レッズの次の目標は、第1ステージを制した王者、横浜Fマリノスとのチャンピオンシップを制すること。相手は昨年完全優勝を飾り、今年も第1ステージを制した、誰もが認める今最も強いクラブなりが、チャンピオンシップには17日のW杯アジア1次予選のモルジブ戦で右脚ひ骨を骨折した安貞桓選手が出場できず、腰の痛みを抱える久保竜彦選手の出場も微妙と、まさに手負いの虎状態。浦和レッズにも十二分に勝てるチャンスがあるだけに、勢いにのって初の年間王者のタイトルも獲得できると良いなりねぇ。

チャンピオンシップは12月5日と11日。「挑戦者」の立場とも言える浦和レッズが横浜Fマリノス相手にどのような試合を見せてくれるのか、注目して下さいませ。

☆J1の歴代優勝チーム一覧

1993年 年間王者:V川崎 第1S王者;鹿島 第2S王者:V川崎
1994年 年間王者:V川崎 第1S王者;広島 第2S王者:V川崎
1995年 年間王者:横浜M 第1S王者;横浜M 第2S王者:V川崎
1996年 年間王者:鹿島 (※)
1997年 年間王者:磐田  第1S王者;鹿島 第2S王者:磐田
1998年 年間王者:鹿島  第1S王者;磐田 第2S王者:鹿島
1999年 年間王者:磐田  第1S王者;磐田 第2S王者:清水
2000年 年間王者:鹿島  第1S王者;横浜M 第2S王者:鹿島
2001年 年間王者:鹿島  第1S王者;磐田 第2S王者:鹿島
2002年 年間王者:磐田  第1S王者;磐田 第2S王者:磐田
2003年 年間王者:横浜M 第1S王者;横浜M 第2S王者:横浜M
2004年 年間王者:??  第1S王者;横浜M 第2S王者:浦和
(※)1996年のみ1ステージ制

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