東海地区を中心に全国22局で放送され、大きな話題を呼んでいる即興ドラマの「鶴瓶のスジナシ！」。笑福亭鶴瓶が毎回ゲストを招いて台本の無い即興ドラマを編集一切なしで演じるという、まさに一発勝負の番組なりよ。Narinari.comでも以前何度か触れたことがあるので、少しばかりそのときの内容を抜粋してみるなりね。

「『スジナシ』は1998年に30分の深夜番組としてスタート。高視聴率を記録したために1時間枠に拡大し、現在は月1回、土曜の夕方にも枠を拡大。日本民間放送連盟賞テレビエンターテインメント優秀賞を受賞するなど、数多くの賞を獲得し、単なる視聴者の評価にとどまらず、制作関係者の間でも高い評価を受けている番組だというなり」
「『スジナシ』は毎週ゲストを招いて、即興で二人芝居を行う番組。舞台にはシチュエーションとなるセットが組まれている以外、台本は一切なし。まったくのアドリブ劇なわけなり。芝居は約15分間続き、あとはそれを振り返りながらゲストとトークという構成」

この「スジナシ」、業界内でもかなり話題となっているようで、これまでも多くの俳優が出演を熱望。森光子、大竹しのぶ、泉ピン子、柳葉敏郎、イッセー尾形、小林聡美、寺島しのぶ、えなりかずき、高橋英樹といった面々が出演しているほか、出演希望が毎日のように寄せられているというなり。すごいメンツなりね（笑）。

あまりに人気があるため、今年2月にはDVDも発売されているなり。地方のローカル番組がDVD化されるのは、もともと北海道ローカルだった「水曜どうでしょう」の流れと同じということでも注目を集めていたなりね。

そんな「スジナシ」が、12月23日にTBSの年末特番として放送されることになったというなり。全国ネットで放送されるのか、TBSだけの関東ローカルになるのかは定かでは無いなりが、関東地方ではこれが初お披露目となるなりね。

しかも、年末特番というだけあって、豪華な陣容。ホストの笑福亭鶴瓶に加え、ゲストには妻夫木聡が登場し、セットや設定を考案するのは宮藤官九郎だというなりよ。これは面白そうじゃないなりか。舞台ならお手の物の宮藤官九郎が用意した「お題」を笑福亭鶴瓶と妻夫木聡がどう料理するのか。特に、ドラマや映画での活動が中心で、この手のライブ感ある芝居のイメージがほとんど無い妻夫木聡がどのような演技を見せてくれるのか注目しておきたいところなりね。

ローカルの人気番組が気になる人も、妻夫木聡や宮藤官九郎のファンの人もお見逃しなく。