アップル、来年3月をめどに音楽配信サービスを日本でも開始へ。

2004/11/18 08:06 Written by コ○助

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昨年4月にアメリカでサービスがスタートして以来、爆発的なヒットを飛ばしている音楽配信サービスの「iTunes Music Store」なりが、アメリカの次の市場としてヨーロッパではすでに提供が始まっているものの、なかなか日本でのサービスは開始されないなりよね。これまで何度も「年内サービス開始」という報道が出てはいたなりが、具体的な発表などがあるわけでもなく、噂だけが浮かんでは消えていく状態が続いていたなり。

今回もまだアップル・コンピュータから発表があったわけではなく、日経新聞がやや飛ばし気味に報じているだけなりが、過去に出ていた報道よりも少し具体的な内容になっていたので触れておくことにするなりね。

18日付けの日経新聞によると、日本で展開する「iTunes Music Store」は次のようになるといいうなり。

・サービス開始は来年3月をめどにしている。
・配信する楽曲は邦楽を中心に国内最大級となる10万曲以上。
・日本のレコード会社とはこれから交渉に入る。

来年3月にサービスインとなると、スケジュール的にかなりタイトなものになりそうなりが、2003年12月に朝日新聞が報じていた日本でのサービス展開に関する記事には、その時点で「レコード会社数社と交渉を重ねている」との記述があった(朝日新聞の記事を元にしたNarinari.comの記事にもそう書かれているなり)ので、水面下での調整はずっと続けられていたと考えて良さそうなり。

楽曲のラインアップが邦楽中心になるというのはちょっと意外な気もするなりが、ちゃんと日本にローカライズしたサービスを提供しようとしているアップルの姿勢は高く評価できるところなりか。もちろん、順次洋楽の楽曲数も増やしていくことになると思うなりが、サービス開始当初に邦楽を充実させるというのは、正しいやり方と言えそうなり。

普及のカギでもあり、利用者が最も関心があるのは、やはり1曲の価格設定。ほかの音楽配信サービスとの兼ね合いになると思うなりが、どうせやるからには海外の「iTunes Music Store」と同レベルの1曲100円のラインで提供して欲しいなりよね。200円、300円という価格では、なかなか利用者が付いてこないと思うので、せめてレンタルCDよりは安い価格にしてもらいたいところ。ここら辺は各レコード会社とアップルの戦いになりそうなので、アップルに頑張って貰うしか無さそうなりが、新しい音楽の流通のカタチとして成功させるためにも、意欲的な価格で提供されることに期待したいなりね。

来年3月に間に合うかどうかは分からないなりが、本当にサービス開始となるのなら年明けあたりから徐々に情報が出てくるはず。来年春までにどのような情報が飛び出してくるのか楽しみなりね。

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