人気タブブラウザ「Sleipnir」、突然の開発停止。

2004/11/18 05:56 Written by コ○助

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いくつかのタブブラウザを利用してみた結果、コ○助も気に入って現在も愛用しているタブブラウザの「Sleipnir」。機能が豊富で、インターフェースが使いやすいことから、今やこれ無しでは更新作業がはかどらないほど、コ○助の生活に溶け込んでいるブラウザなりよ。もはやシンプルなInternet Explorerには戻ることができないなりね。

「Sleipnir」はパソコン雑誌でタブブラウザ特集が組まれると、必ずトップかそれに近い位置で紹介されているブラウザなので、実際に利用しているユーザーは多いと思うなりが、この「Sleipnir」、公式ページで突然の開発停止を宣言しているなりね。フリーソフトであるがゆえに開発費を捻出できなくなって開発を停止するというソフトはよくあるなりが、「Sleipnir」の場合はどうやら事情が異なる様子なりよ。

作者のYasuyuki Kashiwagi氏によると、11月16日に自宅に泥棒が入り、全財産とソースコード入りのパソコン、バックアップ用のパソコンすべてが盗難に遭ってしまったのだとか。そのため、「Sleipnir」と、グラフィックソフトの「PictBear SE」のソースコードが手元に残されておらず、今後開発を続けることが事実上不可能になった、ということのようなり。

これだけ利用者もファンも多いブラウザなだけに、こんなかたちで開発停止に追い込まれてしまったのは残念でならないなりね。コ○助の友人が以前、同じように自宅に泥棒が入ってパソコンを盗まれたことがあったなりが、警察はパソコンくらいではちゃんと捜査をしてくれないし、仮に犯人を捕まえたところでパソコンが手元に戻ってくる可能性はかなり低いと言わざるを得ないようなりよ。なので、Yasuyuki Kashiwagi氏がまたゼロから開発を始めるモチベーションを持てない限り、「Sleipnir」とはこれでお別れしなくてはならないのかもしれないなり。

現在のところ、コ○助は現行のバージョン1.66で何ら不満はないので取り急ぎ次のタブブラウザに乗り換えなければならいとは思わないなりが、今後新しいバージョンが登場しないのはやはり寂しい限り。何年かかっても良いので、Yasuyuki Kashiwagi氏にはいずれまた新しい「Sleipnir」を世に送り出してくれるよう、期待したいところなり。

(5時53分追記)
夜中は閲覧することができた「Sleipnir」の公式ページは、現在のところ繋がらない状態になっているようなり。どうかバージョン1.66だけでもダウンロードできるように復旧することができますように。

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