「平成の怪物」大関の武双山が引退。

2004/11/17 11:52 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


初土俵から見ている力士なので引退のニュースは寂しいなりが、「平成の怪物」と言われた人気力士の武双山が引退を決意。17日に正式に引退を表明したなり。現在行われている九州場所には6度目のカド番として臨んでいたなりが、初日から白星なしの3連敗と精彩を欠いていたなりね。

武双山は茨城県立水戸農業高等学校時代から高校横綱になるなど、当時からその名を知られる存在だったなり。専修大学に進んでからも力を発揮し、3年生のときにはアマチュア横綱に。アマチュア相撲界のタイトルを総なめ状態の武双山は大学を中退して角界入り。1993年初場所で幕下付け出しとして初土俵を踏んだなりね。

その後すぐに快進撃がスタート。初土俵からわずか4場所目の同年秋場所で初入幕、翌年春場所では、初土俵からわずか7場所目にして関脇に昇進。場所を重ねるごとに力強さを増す武双山は、「平成の怪物」と呼ばれるようになったなり。

大関昇進を前に足踏みが続いたなりが、2000年初場所で初優勝を飾り、2001年春場所後に念願の大関昇進。ただ、関脇時代から徐々にけがをしがちになった武双山は大関昇進後もけがに苦しむ場所が続き、大関から陥落したこともあったなり。カド番となったのは6度。これは元大関・小錦の7度に次ぐ歴代2位の記録のようなり。

結局、武双山が優勝したのは2000年初場所の1回だけ。デビュー当初の快進撃を思うと、あまりに物足りない通算成績なりが、現役生活の後半はけがとの戦いに終始した感じだったので仕方がないなりか。最近の武双山は、以前のような力強い相撲を見せてくれないのでガッカリしていたファンも多いかもしれないなりね。

今後は年寄「藤島」として後進の指導にあたることになる模様。武双山自身は横綱になるという悲願は達成できなかったなりが、「第2の武双山」と呼ばれるような関取を輩出できるよう頑張って欲しいものなり。本当にお疲れさまでしたなり。

☆武双山の幕内通算成績
520勝366敗122休
優勝1回、殊勲賞5回、敢闘賞4回、技能賞4回。金星2個

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.