日立製作所製WIN端末「W22H」、スライドボディの秘密。

2004/11/16 11:18 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


最近は珍しくなくなって来たものの、auとしては初めてスライドボディを採用したのが日立製作所製の「W22H」。先月、着うたフルの対応機種として発表された、赤いボディが印象的(ほかにシルバーがラインアップ)な端末なりが、この端末がスライドボディを採用した理由や、その秘密について日立製作所の開発陣に聞いたインタビュー記事がITmediaに出ていたなり。

「スライドボディの端末はいくつか出ているが、基本的には手動で開け閉めする形。使いやすくするためには、ちょっとした動作で開閉できるメカニズムを入れてあげなくては」
「ねじりバネが左右の側面に一つずつ縦に入っている」
「開けるだけなら簡単だが、閉じるときも──となると、機構的にとても難しい。何百種類もバネを作って試し、最適なものを使った」

スライドボディの端末としては日立製作所は後発組になるため、先発組を上回る使いやすさを提供することに力点を置いていたようで、その結果採用されたのがバネを使った「スライドアシスト」機構と「スラントスライディング」機構だったなりね。

コ○助も発表会の席などでこの「W22H」の実機に触れて「スライドアシスト」機構を体感したことがあるなりが、指でスッとスライドさせると、あとは勝手にスライドしていく感じで、非常に使いやすいものだったなりよ。確かにこだわりを感じた部分ではあるなり。

もう一つのこだわりが、上面と底面の間を斜めにカットした「スラントスライディング」機構。実際に触ってみたときにはそれほど意識もしなかったなりが、「スライド特有の段差がなく、文字変換操作で方向キーを使う際にも違和感がない」「開いて置いたときにガタつかないので、机の上などに置いたままでもメールが打ちやすい」とメリットを並べられると、なるほど、確かにそうかもしれないなり。

日立製作所製の端末はauユーザーの中では根強い人気があるなりが、「W22H」はこれまで特に日立製作所製の端末に愛着が無かった人でも十分魅力を感じられる端末なのではないかと。実際にスライドボディを試してみたら、きっと欲しくなると思うなりよ。コ○助は、実際に触ってみてガラッと印象が変わったクチなり。皆さんも、購入前に「スライドアシスト」機構の心地よさをお試しあれ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.