毎年この話題が出始めると年の瀬が迫っている感じがしてくるほど、すっかり恒例行事として定着した流行語大賞。過去に選出された流行語を振り返ってみると「そういや、こういう時代もあったな」と思わず頷いてしまうこともしばしばなりが、「あれ、なんだっけこれ」という言葉が選出されている時も（笑）。まあそんな忘れ去られている流行語や人物のほうが、瞬間的に流行って消えたという意味では、その年の特徴を上手く捉えているのかもしれないなり。

さて、そんな流行語大賞なりが、2004年の世相を反映することになるであろう言葉の中から、第一次審査を通過した候補、60語が発表されたなりね。どのような言葉が候補となっているのかを簡単に見ておくと。

【流行語大賞候補（五十音順）】
アカゴジラ、アキバ系、あと20年かけて金だね、あらすじ本、栄光への架け橋、栄養費、駅ナカ、OK牧場、オレ流、改革の本丸・疑惑の本丸、韓流、気合いだー！、○○斬り！、蹴りたい○○○、さぁー！、サプライズ、産業再生機構入り、残念！！、自己責任、人格の否定、新規参入、新庄節、人生いろいろ、セカチュー（世界の中心で○○○）、セレブ、総額表示、空弁、たかが選手、田村亮子でも金 谷亮子でも金、ダメ出し、中2階、中年の星、黒酢、チョー気持ちいい、電車男、鳥インフルエンザ、長嶋ジャパン、なでしこジャパン、ニンニン、ハッスル！ハッスル！、ハルウララ、豚丼、冬ソナ、フルタ！（古田コール）、暴君ハバネロ、骨なし魚、真逆（マギャク）、マグロ一筋 、負け犬／負け犬の遠吠え、マツケンサンバ、未納3兄弟、メイド・コスプレ、って言うじゃない、萌え、よーく考えよーお金は大事だよー、ヨン様／ジウ姫、ライブドア、連続真夏日記録

ザッと見て気付くのは、「○○斬り！」「残念！！」「って言うじゃない」と、波田陽区の言葉が3つも入っていること。確かに、今年の旬という意味では波田陽区は合致するかもしれないなりが、何年か経ったあとに振り返った時、過去の流行語大賞を受賞しているテツandトモやパイレーツのようなポジションになっていないことを祈るばかりなり（笑）。

コ○助的には、「本当にそんなブームは実像としてあるのか」「マスコミの空騒ぎ」という批判も含めて、韓流は今年の世相をよく表しているのではないかと。好き嫌いは別にして、言葉の面白さではハッスル！ハッスル！あたりも有力かもしれないなりね。

ちなみに、13日放送のフジテレビ系「めざましどようび」では街頭アンケートやネットでのアンケートをもとに、今回発表された60候補の中から独自に流行語大賞の有力候補を選んでいたなりよ。その結果を見ておくと。

1位 残念!!／2位 ヨン様／3位 ハッスル！ハッスル！／4位 チョー気持ちいい／5位 セカチュー／6位 オレ流／7位 自己責任／8位 新規参入／9位 負け犬／10位 気合いだ！

この調査では、波田陽区の「残念!!」が1位となっているなりね。そこまで……という気がしなくも無いなりが、この結果には納得できるという人は多いなりかね。

流行語大賞の発表は12月1日。今年はどんな言葉が大賞に選ばれるなりかね。皆さんはどの言葉だと思うなりか？