清原和博内野手は構想外、巨人を退団へ。

2004/11/12 14:23 Written by コ○助

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巨人にとって必要なのか、不必要なのか。今季年俸4億5,000万円ながら、度重なる故障で打率.228、12本塁打、27打点の成績に終わった清原選手。来季の処遇を巡って動きが慌ただしくなっているなりが、11日にキャンプ地の宮崎で行われた滝鼻卓雄オーナー、清武英利球団代表、堀内恒夫監督の3者によるトップ会談の結果、来季の戦力構想からはすでに外れていることが確認されたようなりよ。清原選手が現役続行を希望するならば移籍せざるを得ないという厳しい事態となってきたなりね。

このトップ会談の中で、堀内監督が来季の巨人のイメージとして唱えたのは「スピード感がある、火の玉のようなチーム」。具体的には高橋由伸外野手、二岡智宏内野手、小久保裕紀内野手らを中心に据えたチーム作りをする構想を抱いているようで、ロベルト・ペタジーニ内野手退団によって空席となるファーストのポジションにも斉藤宜之外野手や守備も上手いと評判の江藤智内野手らを起用したい考えだというなり。「ポジションが空いたから清原選手を当てはめる」という単純な起用はしないということなりね。

現場のトップである堀内監督がこういった方針を打ち出している以上、清原選手が余剰戦力であることはもはや確定的。滝鼻オーナーも清武代表も、現場の意向を全く無視して「清原選手を起用せよ」とゴリ押しするとは考えにくいことから、このまま退団する可能性が高くなってきたなりね。プロ入りする前から巨人への愛着を公言してきた清原選手だけに、こういった流れになってしまったことは少し可哀想ではあるなりが、これがプロの厳しさというところなりか。

仮に清原選手が他球団に移籍してでも現役続行を希望した場合には、争奪戦が勃発するのは必至。合併新球団の主軸として獲得を熱望しているオリックスを始め、久万俊二郎オーナーが清原選手に同情する発言を繰り返している阪神、身売り話からのイメージ回復を図りたい古巣の西武、依然として獲得の可能性が残されているという話もある中日などなど。球界の人気者だけに、清原選手が巨人に固執しなければ、働き場所はいくらでも有りそうな感じなり。

ただ、けがの状態などを考えると、シーズン通してプレーするにはDHのあるパ・リーグのほうが無難なりよね。個人的には、仰木監督がかなりご執心のようだし、地元でもあるオリックスに移籍するのが良いような気がするなりが、どうなりか。

コ○助を始め、多くの阪神ファンは「今の清原選手は要らない」「一塁・清原なら一塁・片岡のほうがマシ」「甲子園で『とんぼ』は歌いたくない」といったアレルギー反応を示しているだけに、どうか久万オーナー&岡田監督に変な獲得欲が出てこないことを祈るばかりなり。

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