中国では｢3｣という数字がラッキーナンバーなんだそうですが、なんでも先日、オークションで｢133-3333-3333｣と言う携帯電話の番号が売りに出されたそうで。

なんでもそのお値段が215,000米ドル、日本円にして約2,300万円だそうですよ。一体誰がそんな高額で…？北京の新聞に載ったニュースでは、その方のお名前は明らかにされておらず、その番号にダイアルしてもまだ誰も応えないそうなんですが。気になりますね。ビジネスの代表番号として使うつもりか。それとも単に大金持ちが道楽として買ったのか…。

ちなみに｢3｣よりも本当は｢8｣が縁起が良いそうです。日本でも｢末広がり｣と言う意味で｢八｣が好まれていますから同じことなんでしょうか。とはいえ中国の電話番号は13…で始まるため｢8｣を連続にした番号は不可能なので、必然的に先の電話番号が珍重されたんだそう。

中国でこの他に縁起の良いものといえば、よく中華料理に立てかけてある｢福｣という文字が上下逆になっているもの。幸福がさかさまになっているんだから｢不幸｣って意味になっちゃうんじゃないかと、思わず思ってしまうんですが。なんとなく私の感覚では縁起が悪そう。

実はこれ、北京語で｢福倒了（フーダオラ）｣と言うのだそうです。この言葉、｢福がやってくる｣と言う意味の｢福到了｣と同音語。このふたつを引っかけてあんなマークが生まれたのだとか。

ところで、中国でも縁起の悪い数字は｢4｣。これは日本人が｢死｣を連想させるとしてこの数字を避けるのと同じ理由だそうです。