セレッソ大阪の大久保嘉人選手、スペインリーグに移籍へ。

2004/11/05 21:13 Written by コ○助

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かねてから海外移籍を熱望し、その意向を汲んだセレッソ大阪からも来年1月1日から再開される移籍市場での交渉を容認されていた大久保選手なりが、どうやら海外移籍の「夢」が現実のものとなりそうなりよ。なんでもスペインリーグの中堅クラブ、マジョルカのマテオ・アレマニー会長ら幹部が来年1月からの移籍を前提に交渉するため、来日しているというなり。

マジョルカは1916年に創設された古豪クラブ。過去に獲得したタイトルはスペイン国王杯優勝の1つだけと、決して強豪と呼べるようなクラブでは無いなりね。今シーズンも開幕から低迷を続けており、1勝2分け6敗の19位で2部降格の瀬戸際に立たされているなりよ。ただ、この成績低迷は「得点力不足」と理由がハッキリとしていることから、若い伸び盛りのFWである大久保選手に注目、今年7月に最初の獲得オファーを出していたなり。

このオファーはセレッソ大阪がJ2降格のピンチに立たされていたことから、主力選手が抜けるのを嫌って拒否されたなりが、マジョルカはアテネ五輪代表での大久保選手の活躍を見て、さらに獲得意欲が高まったというなり。ちなみにアテネ五輪での大久保選手は1次リーグ3試合に出場、2得点の成績で、FIFAが選んだ「今後注目すべき10人の攻撃的スター選手」に選出されたなりね。

大久保選手の獲得についてはすでにスペインの地元テレビなども報じているようで、マジョルカのエクトル・クーペル新監督が獲得交渉を進めていることを公表しているのだとか。

ひとつ気になるのは、移籍条件が「来年1月1日から半年間のレンタル移籍」になりそうだということ。スペインリーグはすでに開幕しており、シーズン途中からの加入になることに加え、半年間で結果を出さなくてはいけないのは少々酷な条件のような気もするなり。

かつて安永聡太郎選手(レイダ・2部)、城彰二選手(バリャドリード・1部)、西沢明訓選手(エスパニョール・1部)らが挑み、好結果を残すことができなかった世界最高峰のスペインリーグなので、ちゃんとした結果を出すためにもじっくりと据えてプレーできる環境でスタートできると良いなりが……。

そう遠くないうちに正式発表となるようなので、大久保選手のコメントなどはまた追ってお伝えするなりね。どうか良い条件で移籍することができますように。

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