ホワイトハウスに新しい飼い犬が登場。

2004/11/05 21:12 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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アメリカの大統領の奥さんはファースト・レディー。娘はファースト・ドータァ。そしてペットの犬はファースト・ドッグ…。安直なネーミングのようですが、一応これがまかり通っている名称なのです。なんだかなぁ。

で、先日の大統領選挙で再選を果たしたブッシュ大統領。このたび家族の一員としてスコティッシュ・テリアの子犬をホワイトハウスに迎えるのだそうです。ファースト・ドッグとなるこのワンちゃんは、すでにブッシュ家で飼われている犬の姪にあたるとかで。ホワイトハウス内を今後4年間、闊歩することになるのです。なんという、恵まれた存在なんだろうか…。

この犬はブッシュ大統領夫人のローラさんの誕生日に贈られることになったそうなんですが、実際にホワイトハウスに到着するのはクリスマス近くだそうです。でも、名前はすでに決定しており、「ミス・ビーズリー」ということです。

この名前はオリバー・バターウォースという作家の作品に出てくる恐竜キャラにちなんだもの。「The Enormous Egg」と言うタイトルのこのお話、ネイト君と言う主人公が、ニワトリの巣で見つけた大きな卵から恐竜が生まれると言うワクワクいっぱいのものだとか。

ところで歴代の大統領ファミリーは、ほとんどがペットを飼っていたのだそうです。クリントン前大統領はソックスという名の猫と、バディーと言う犬を飼っていました。ちなみにこの2匹は最高に仲が悪かったとか。その前の大統領ジョージ・ブッシュ氏が可愛がっていたのはスプリンガー・スパニエルのミリーとレンジャーという母子犬。ミリーはなんと本を出版した唯一のファースト・ドッグだってご存知でしたか?なんでもファースト・レディーのバーバラさんが口頭筆記したんだそうで…。

このほかにも歴代プレジデントはホワイトハウスでいろいろな動物を飼っていましたが、中でも珍しいペットと言えば

・豚(リンカーン)
・牛(ヘイズ)
・象(ブキャナン)
・ヤギ(ハリソン)

などが挙げられます。ブキャナンが世話していた象は東南アジアの国王から贈られたプレゼントだったとか…。象か〜、食費大変だったろうに(爆)。

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