ダイエーがFA本格参戦、巨人の清水隆行外野手を獲得へ。

2004/11/05 11:28 Written by コ○助

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1994年に当時西武の工藤公康投手と石毛宏典内野手を獲得して以来、10年間FA選手の獲得を見送ってきたダイエーなりが、昨年の小久保裕紀内野手、今年の井口資仁内野手と相次ぎ主力選手を失ったことから、今オフはFA選手の補強に乗り出すようなりよ。球団経営の危機が叫ばれてはいるものの、億単位での年俸が減った分を補強費に回すことができるため、今年は従来の方針を転換して本気で戦力確保に動くようなり。

そのターゲットとして白羽の矢が立ったのが、巨人への残留を基本線としながらもFA権を行使した清水隆行外野手。清水選手はかねてから「自分がいかに球団に必要とされているか」を判断基準にするとしており、仮に残留してもレギュラーの座が安泰とは言えない巨人に対し、恐らくレギュラーとして迎え入れるであろうダイエーが魅力的な球団なのは確か。生え抜きの、その才能を誰もが認める選手だけに、巨人ファンにとっては気が気でないダイエーの獲得参戦となるなりね。

また、スポーツニッポンは同じく巨人からFA宣言している仁志敏久内野手の獲得に参戦する可能性があると報じているなり。これは、正二塁手の井口選手が退団してしまうため、同じ二塁手として守備にも定評ある仁志選手がリストに挙がっているということのようなりよ。確かに、この補強が成功すればダイエーは井口選手退団の影響を最小限に食い止めることができるなり。

仁志選手は自分よりも若くて実績があり、同じポジションの井口選手のメジャー挑戦が決まってしまったために、自身のメジャー挑戦に少し弱気になっているとの報道もあることから、巨人以上の条件を提示できれば急転ダイエー入り、なんてこともあるかもしれないなりね。まあ仁志選手は「メジャーがダメなら巨人残留」とも語っていたので、その気持ちをどう切り崩すかがポイントになりそうなり。

ダイエーはほかにも近鉄の大村直之外野手などを獲得候補に挙げている様子。選手にとっては懸念材料の経営危機が球団売却よって健全化されれば、強豪・ダイエーの魅力はトップクラスになるだけに、ダイエーの参戦は今年のFA戦線に大きな影響を与えそうなりね。

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