巨人のロベルト・ペタジーニ内野手が退団を決意か。

2004/10/31 13:52 Written by コ○助

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今季は成績が振るわず、巨人との2年契約が切れるためにその去就に注目が集まるペタジーニ選手なりが、どうやら退団の方向で気持ちが固まってきているとデイリースポーツが報じているなり。巨人は再契約を希望しているものの、提示した条件がペタジーニ選手の許容できる金額ではなかったことが退団への決意をさせた理由のようなり。

具体的には、今季年俸7億2,000万円のペタジーニ選手に対し、30日までに巨人が来季の年俸を提示。金額は3億円だったようなり。この金額はかねてから予想されていた通りの金額ではあったなりが、やはりペタジーニ選手は史上最高のダウン提示となる4億2,000万円ダウンを受け入れることはできないようで、周囲の関係者に退団の意向を漏らしているというなりよ。もともと獲得競争のときに巨人が自ら釣り上げた7億2,000万円という金額が異常なだけで、ペタジーニ選手の成績からすれば3億円あたりが適正な金額だとは思うなりが……。

ペタジーニ選手自身は今後も日本でのプレーを希望しているため、巨人退団となれば争奪戦になるのは必至。今季は来日以来最低の成績だったとはいえ、打率.290、29本塁打、84打点という数字だけを見れば、並の助っ人ならば御の字の成績なりからねぇ。7億超の年俸はさすがにどの球団も出せないとしても、4億円くらいならば捻出する球団が出てきそうな気はするなり。

現在、タイロン・ウッズ内野手の獲得を至上命題に掲げている阪神もペタジーニ選手には興味を示していると言われているだけに、両獲りは無いと思うなりが、ウッズ選手からの方向転換はあるかもしれないなりね。コ○助的には、再三守備の下手さややる気の無さが指摘されるペタジーニ選手よりは、ウッズ選手のほうが断然良いとは思うのでペタジーニ選手を獲りに行くことには反対なりよ。

ペタジーニ選手はひざの状態も良くないようだし、守備の負担がないDH制のあるパ・リーグに移籍すればまだまだ活躍しそうなりが、どの球団も経営状態が良くないパ・リーグなので、これだけの高年俸選手を獲得する球団は無さそうなりか。仙台に新規参入する球団が目玉としてさらっていくと、話題性もあって良いと思うなりが、現実的には参入1年目で1選手にそこまで人件費をかけるのはしんどいかもしれないなりね。

もちろん、今後の交渉次第で巨人残留の線もあるとは思うので、今オフのペタジーニ選手の動向に注目しておきたいところなり。

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