映画「ハウルの動く城」の鈴木敏夫プロデューサーインタビュー。

2004/10/27 15:36 Written by コ○助

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11月20日の公開まであと1か月を切った「ハウルの動く城」。スタジオジブリの、そして宮崎駿監督の新作ということで多くの人が期待を寄せているなりよね。これまでほとんど上映機会が無かったことから秘密のベールに包まれていたなりが、コ○助は先日「ベストショット!」に少し書いたように、たまたま東京国際映画祭のチケットが手に入ったので幸運にも観に行ってきたなりよ。

コ○助はスタジオジブリの作品には全く興味がないので、スタジオジブリ好きな友人に言わせると「変な人間」らしいなりが、そんなコ○助でも「ハウルの動く城」は十分に楽しめる作品だったなり。逆にコアなスタジオジブリファンからすると、ひょっとしたら木村拓哉の声や、コ○助が気に止めなかったような細かい部分で厳しい批判が出るかもしれないなりが、少なくともコ○助はもう一度くらいは観ても良いかな、というかなり高いレベルでの満足度だったなりよ。

そういえば「ハウルの動く城」の声優は主人公のソフィー(倍賞千恵子)とハウル(木村拓哉)、荒地の魔女(美輪明宏)の3人しか長らく明かされていなかったなりが、すでに現在はほかの声優も発表されているのでちょっと見ておくと。

ソフィー……倍賞千恵子
ハウル……木村拓哉
荒地の魔女……美輪明宏
カルシファー……我修院達也
マルクル……神木隆之介
小姓……伊崎充則
かかしのカブ……大泉洋
国王……大塚明夫
ヒン……原田大二郎
サリマン……加藤治子

あまり出演者の多くない作品だったので、実際、これくらいの声優しか出ていなかったように思うなり。個人的には数々のドラマに引っ張りだこの子役、神木隆之介が木村拓哉の数百倍うまい演技をしていたのでビックリ(笑)。我修院達也とかも良い感じだったなりね。

さて、この「ハウルの動く城」の鈴木敏夫プロデューサーのインタビュー記事が読売新聞に出ているのでご紹介を。

「(ベネチアでの記者会見は)率直に感じたのは、質問の関心が日本とは違うなって。だって、サルトルの実存主義とこの映画の関係についてなんて質問は日本では出ませんからね」
「僕は当初、『海外から見た日本』がどこか違和感あるように、日本人の作ったヨーロッパの風景が受け入れられるだろうかと心配していましたが、杞憂でした」
「『ハウル』は、宮崎駿という人間の心象風景を描いた映画」
「大幅に露出を増やす考えはありません。とても勇気がいることですが、映画をできるだけまっさらな状態で楽しんでもらうということを大切にしたいのです」

鈴木プロデューサーが語っているように、コ○助は「ハウルの動く城」はおろか、スタジオジブリに対するイメージもほとんどまっさらな状態だったので、楽しむことができたのかもしれないなりね。いや、もちろん、本当に面白い作品なのだとは思うなりが。

公開まであと少し。皆さんもウズウズしながら楽しみにしていて下さいなり。

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