IBMの超小型デスクトップ「S50 ultra small」レビュー。

2004/10/27 10:41 Written by コ○助

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多くのパソコンメーカーが省スペースデスクトップを投入し、市場からも好意的に受け入れられているなりが、IBMが8月に日本市場に投入した「ThinkCentre S50 ultra small」は、そんな数ある省スペースデスクトップの中でも異彩を放つ製品だったなりね。

目を見張るのはそのコンパクトさ。サイズは276×273×89mm(幅×奥行き×高さ)で、幅と奥行きはほぼテニスボール4個分なり。液晶ディスプレイを置くだけのスペースがあれば、本体の設置もできるというなりよ。自作できるパソコンには手のひらサイズのデスクトップもあるのは確かなりが、大手メーカー製のデスクトップとしては、IBMが自ら謳っているように「史上最小」かもしれないなり。

CPUやメモリ容量、光学ドライブの違いなどによって価格が変わってくるなりが、最小構成のモデル(CPUはCeleron D 325 2.53GHz、メモリ256MB、CD-ROMドライブ)だと113,400円と低価格なのもグッド。最大構成のモデル(CPUはPentium 4 3.20E GHz、メモリ1GB、DVDマルチドライブ、Office 2003)でも212,100円とそれほど高くないなりね。

そんな「S50 ultra small」のレビュー記事がインプレスに出ているのでご紹介を。

「横幅だけを取れば、Mini-ITXに対応したCube型ケースよりも多少広めであるが、奥行きは明らかにCube PCよりも少ないし、高さもかなり低い」
「ThinkCentreのセールスポイントの1つは、ツールレス筐体による簡単メンテナンスである」
「付属ソフトてんこ盛りというホーム向けのマシンに比べるとかなりシンプルではあるが、これも用途を考えれば過不足無いと言って差し支えないだろう」
「気になる使い勝手であるが、普通に使う限り『単なるデスクトップ』という感じで、特に奇異は感じない」
「拡張性に関しては可も無し、不可も無しといったところ。PCIスロットは1つだけだが、取り立てて『これがどうしても必要だ』というものは本機の使い方を考えるとあまり思いつかない」
「ユーザーに対するメリットといえば、その静粛性であろう。超小型ながら発熱はかなり多いわけで、普通に考えれば給排気ファンの騒音がかなりのものであると想像されるが、予想に反して本機はきわめて静かである」

IBMのデスクトップというと、どうしても企業向けのイメージが強いなりが、「S50 ultra small」のコンパクトさや静粛性は家庭向けとしても十分に魅力的な製品なりよね。コ○助もちょっと気になるところなり。黒い筐体もカッチョイイし、皆さんもぜひチェックを。

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