話題の映画「チーム・アメリカ」、全米初登場3位スタート。

2004/10/19 21:04 Written by コ○助

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過激な描写のアニメ「サウスパーク」のスタッフが贈る人形映画「チーム・アメリカ ワールド・ポリス」なりが、予告編が公開されてからは日本でも多くのメディアで紹介され、公開への期待が日増しに高まっているなりよね。まるで「サンダーバード」のような、木製の操り人形が画面を所狭しと動き回るのが魅力的な作品なりが、ストーリーは「サウスパーク」のスタッフらしくかなり過激なもの。eiga.comの記事によれば、次のようなストーリーだというなり。
「『チーム・アメリカ』とは、世界平和維持を任務とする国際警察の秘密組織で、権力に飢えた独裁者がテロリストに大量破壊兵器の仲介をしていることを知った彼らは、世界を救うため困難な任務に乗り出す」(eiga.com)
この「権力に飢えた独裁者」として北朝鮮の金正日、テロリストとしてオサマ・ビン・ラディンにそっくりな人形が登場し、「チーム・アメリカ」が懲らしめに行く、という悪ノリした内容なりね(笑)。予告編を観ると分かるなりが、これが本当に似過ぎなくらい似ているなりよ。こういうノリは日本映画には無いノリなので、バカバカしくはあるなりが、非常に面白そうなりね。

そんな「チーム・アメリカ」がついに全米で公開されたなりが、週末3日間の興行収入は1,200万ドルで、全米興行収入ランキングの3位でスタートしたようなり。この数字は作品の下馬評に比べると「期待外れ」という評価も出ているようなりが、公開直前に人形同士によるセックスシーンが過激だとしてR指定を受けていることから、そこら辺はやや割り引いて考える必要が有りそうかと。むしろR指定を受けても、一般作に混じって初登場3位なら及第点と言えるかもしれないなりね。

ちょうど全米での公開に合わせて、MTVのサイトに「チーム・アメリカ」を制作したトレイ・パーカーとマット・ストーンについて触れた記事が出ていたなりが、この中で「チーム・アメリカ」を製作した経緯が明かされているなりよ。少し抜粋してみると。

「二人はテレビで『サンダーバード』を見ていた時に、この映画のアイディアを思いついた。見た目は良いが、ストーリーが冴えないと同意したのだという」
「『史上最悪な脚本なのに番組が成功しているなんてすごいって話していたんだ』とパーカーは説明」
「嘔吐シーンや人形のセックスシーンなど、過激なシーンを我慢できなさそうな人に対して、パーカーから一言『ブルース・オールマイティをおすすめするよ。その方がキミ向けだと思うな』」

過激なおバカ映画が好きな人にはたまらなそうな「チーム・アメリカ」。日本での公開時期が未定なのが不安なところなりが、期待して待ちたいなりね。楽しみなり。

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