一風変わったデザインのデジカメはこれまでいくつもあったなりが、京セラの新製品「CONTAX i4R」もおよそカメラっぽくない独特なデザイン。アトマイザー（香水吹き）をイメージし、「お洒落なアクセサリー感覚」で持ち歩くことを想定したというなり。そのコンセプトからすると、メインターゲットは女性ユーザーということになりそうなりか。電源スイッチを兼ねたレンズカバーをスライドさせると、ひょこっとレンズカバー部分が凸部になり、確かに香水吹きのクビの部分に見えるなりね。

もうひとつの新製品「CONTAX U4R」は本体を牛本革で覆ったという、どちらかというと男性的なデザインが特徴。レンズ部分が回転する「イージーフレーミングボディ」を採用し、従来の京セラ製デジカメの流れを受け継ぐ正統な新製品と言えそうなり。革張りのデジカメというのもあまり聞いたことが無いので、ニーズは有りそうなりね。

「CONTAX i4R」と「CONTAX U4R」の簡単なスペックを見ておくと。
【CONTAX i4R】
・400万画素の1/2.5型CCDを搭載
・400万画素クラスとしては世界最小
・1.5インチTFTカラー液晶モニタ
・メディアにSDメモリーカード/MMC（マルチメディアカード）を採用
・寸法は（幅）94×（高さ）38.5×（奥行き）21mm
・本体色はシルバー、ブラック、レッド
・価格は4万円前後
・12月初旬発売予定

【CONTAX U4R】
・400万画素の1/2.5型CCDを搭載
・2インチTFTカラー液晶モニタ
・メディアはSDメモリーカード/MMC（マルチメディアカード）を採用
・寸法は（幅）102×（高さ）63.5×（奥行き）19mm
・本体色はブラック、キャメル、インディゴ
・価格は5万円前後
・11月13日発売予定

デジカメはデザインの自由度が高くて、新製品を見るだけでも楽しいなりよね。京セラの新製品、特に香水吹きをイメージした「CONTAX i4R」のほうは面白そうな製品なので、店頭でぜひチェックしてみて下さいなり。