ライブドアのアダルトサイト問題に質問が集中。

2004/10/15 10:33 Written by コ○助

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プロ野球への参入を目指すライブドアと楽天に対する、日本プロ野球組織による第2回の公開ヒアリングが14日に行われたなりが、最近週刊誌などを賑わせているライブドアブログのアダルトカテゴリやアダルトゲーム部門に関する質問が集中。第1回の公開ヒアリングではそれほど質問内容に差の無かった両社だったなりが、今回は特に失点の無かった楽天と、「アダルト」問題が失点となったライブドアの間に大きな差がついた格好となったなり。

ライブドアへの質問攻めが始まったのは審査小委員会の豊蔵委員長の質問から。楽天にも出された「青少年の健全育成に影響のあるインターネットサイトを運営していると聞いてますが、そうですか?」という質問に、堀江貴文社長が「われわれは場を提供しているだけ」「レンタルビデオ店にアダルトコーナーがあるのと同じ」と回答。すると巨人の清武英利球団代表が「NPBにもライブドアのアダルトサイトに関する投書が来ている。そこには無修正画像も見ることができた」と厳しく追及。これに対し堀江社長は「パトロールはしているが、取り締まりは難しい」と苦しい回答に終始。楽天が同様の質問の際には「完全に規制できる」と答えたことから、ライブドアの印象が悪くなった感は否めないなりね。

さらには清武代表がダメ押しでアダルトゲームソフトを持参、パッケージに印刷された「製造、販売ライブドア」の部分を見せながら、アダルトゲームソフトを手がけている意図を問いただしたところ、堀江社長は「製作会社が小さいところなので、ライブドアと書かないと取り扱ってくれないんです」「参入を機にできるだけやめたい」と再び苦しい回答。この後も都合、30分程度、ずっとライブドアのアダルトサイト問題に質問が集中したようなり。

ほかにも係争中の裁判について楽天側は「民事、刑事ともになし」だったのに対し、ライブドア側は「民事、刑事ともにアリ」。野球協約第3条(協約の目的)にある「野球が社会の文化的公共財となるよう努める」との項目に照らし合わせると、普通に考えてライブドアは微妙なニオイがするなりよねぇ。特に堅めのメンバーで構成された審査小委員会の面々の心証を害したのは想像に難くないなり。

ちなみに、問題になっているライブドアブログのアダルトカテゴリはGoogleで「ライブドア アダルト」と打つだけでトップに出てくるなりが、内容は確かに過激なものがたくさん(笑)。2分ほどサラッと見ていたら、無修正とは言わないまでも、極薄のぼかしが入ったエロ画像(極薄なのであまりぼかしの意味がない)はすぐに見つけることができたなり。「青少年の健全育成」を掲げるプロ野球だけに、ライブドアのプロ野球参入には大きな障害となりそうなりねぇ。

新規参入球団の最終結論が出されるのは、次回オーナー会議が行われる11月2日。女神はどちらに微笑むのか、楽しみなりね。

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