明治大学の一場靖弘投手、横浜入りへ。

2004/10/14 10:38 Written by コ○助

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金銭授受問題に絡み巨人入りの希望が頓挫したあと、阪神の星野仙一SDの直接出馬によって阪神入りに大きく傾いたと言われていた一場投手。阪神ファンも一度は断念せざるを得なかった一場投手の獲得に再び芽が出てきたことに大喜びだったなりが、10月5日付けのスポーツニッポンに「明大・一場が急転 横浜有力に」との記事が出て、微妙な状況であることが浮き彫りになったなりね。

スポーツニッポンの記事では「一場は生活文化が違う関西での生活へ大きな不安を抱えており、両親や親族も首都圏でのプレーを後押し。今月中旬にも家族の総意として在京球団を希望していることを別府元総監督に伝える」と報じていたなりよ。ただ、この「横浜・一場」に関しては、この日スポーツニッポンしか報じていなかったため、どこまで本当の話なのか計りかねていたなり。

そして迎えた10月中旬。14日付けの日刊スポーツに「『星野さんごめんなさい』一場は横浜希望」という記事が出てしまったなり。がびーん……。記事によれば、一場投手本人が「いろいろと考えた末に、やはり関東(群馬)の人間なので、親のことも考えると横浜でプレーしたいという思いが強くなった」と語っており、近日中に星野SDに正式に謝罪を入れることになったというなり。本人のコメントを取っているんじゃ、これは本当の話と認めざるを得ないなりか。

在京志向。これまで何度もドラフト候補から聞かされた言葉ではあるなりが、改めて自由獲得候補にその理由で振られるのは辛いなりねぇ。阪神はこれで再び自由獲得枠がポッカリと空いてしまった格好。今年の阪神のドラフト戦略はかなりの迷走状態で、有力な候補には振られてばかりなりよ。ここ数年では、一番最悪の流れになっているのではないかと。シーズンの成績や岡田監督に不安を持つドラフト候補の気持ち分からなくはないなりが……。

ドラフト目前のこの時期にドラフト戦略を立て直すのは厳しくなってきたなりが、阪神がどう方針転換していくなりかね。かなり心配になってきたなり。

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