円周率世界新記録、5万4,000ケタ暗唱の秘密。

2004/10/11 13:19 Written by コ○助

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先日、円周率の世界新記録を達成、ギネスブックへの登録申請を行う予定の千葉県の原口證さんという人をご存知なりか? 従来の世界記録だった1995年に慶応大学生・後藤裕之さん(人気ゲーム「もじぴったん」の開発者の一人)の4万2,195ケタを大きく上回る偉大な記録となったなりが、記録挑戦の会場となった公民館の閉館時間が来てしまったために、余力を残しながら途中で挑戦をストップさせたという、なんとももったいない記録でもあるなりね。

コ○助もテレビのニュースでこの話題を見て「なんだ、もったいない」と思ったなりが、当の本人は「本来の閉館時間を大幅に延長してくれた公民館に感謝」という趣旨のコメントを残し、すがすがしい顔をしているのを見て、よく出来た人だなぁ、と思ったなりよ(笑)。なんて、コ○助が言うのも失礼な、御年58歳のオジサマなり。

11日付けのスポーツ報知に、この原口さんの暗唱の秘密に迫る記事が出ていたなり。正直、5万4,000ケタという想像も付かない桁数の数字をどう覚えているのかさっぱりメカニズムが分からないなりが、人間、正しい方法で鍛えていけば、覚えられてしまうものなりねぇ。

「世界一の記憶術の秘密は、無限に続く数字を、物語に“翻訳”すること」
「『3』は『さ、そ、み、ざ、さん…』、『9』は『か、き、く、け、が…』というように、独自の変換法則を設定。例えば『392394』ならば『酒飲み幹事』と訳すことができる」
「原口さんは『2』に、助詞として『の』を当てることを思いついてから、物語の展開に広がりが出るようになったと話す」
「記憶力が衰えているはずの58歳の原口さんの大幅な記録更新は、大脳生理学の常識を覆す快挙」

なるほど、自分なりのルールを決めて、それに従って覚えていくのは分かったなりが、そのルールの内容が独特で凄いなりね。なぜ「9」が「か、き、く、け、が」になるのかは当人以外には分からないところなりが、最初にコレと決めたルールで一貫してやり通すのは並大抵の苦労ではないと思うなりよ。単純に円周率を覚えていることだけではなく、そこに至るまでの過程に凄みを感じるなり。

コ○助は円周率というと、中学生の頃にブルーハーツの「キューティーパイ」という曲で覚えた10ケタくらいが限界(笑)。「キューティーパイ」は円周率を延々と44ケタまで歌い続ける「迷曲」なりが、この曲すらも覚えられなかったなりからねぇ……。コ○助の記憶力なんてたかが知れているなり。皆さんはどうなりか? 円周率、結構覚えているものなりか? 役には立たないなりが、そこそこの桁数を覚えていると、ちょっとカッチョイイなりねぇ……。

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