中日、巨人の清原和博内野手を獲得へ。

2004/10/10 11:19 Written by コ○助

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4億5,000万円もの高年俸ながら、今季はケガの具合が良くなく、わずか40試合の出場に止まった清原選手。打率.228、12本塁打、27打点の成績は全盛時の清原選手にはほど遠く、すでに来季構想から外れていると報じられることもしばしば。チーム内では走り込みをせずにウェートトレーニングばかりやっている清原選手に批判の声も飛び出しているとも言われているなり。ただ、実績と人気だけはあるので球団としても扱いに困っているのが現状のようなりが、そんな清原選手を獲得するべく、中日が動き始めたというなりよ。

日刊スポーツによると、清原選手獲得を熱望しているのは落合博満監督。かつて現役時代に巨人のチームメイトであり、師弟関係を築いている清原選手を、中日打撃陣の柱として呼び寄せたい考えだというなり。交換要員には、今季は不振ながら長年中日の左腕エースとして活躍してきた野口茂樹投手を用意しているのだとか。野口投手を出してしまうなりか……。

確かに、ここ数年は左ひじ痛の影響もあって、1999年に19勝を挙げてMVPを獲得した当時に比べれば思うような投球はできていないなりが、まだ30歳という年齢を考えれば、十分に再起はできるはず。これ以上上積みが期待できなさそうな清原選手よりは野口投手のほうが戦力として旨味があるような気もするなりが、そこは投手王国の中日なので余裕の放出、ということなりね。

仮にこのトレードが成立した場合、巨人にとっては渡りに船なりよね。高年俸がネックでなかなか移籍先が見つからなかった清原選手を放出することができる上に、清原選手も落合監督から請われて移籍ということになれば、心証は悪くないはずなり。巨人は貴重な左腕の先発型投手を手にすることができるわけだし、公式に打診があれば、アッという間にトレードが成立する可能性は高そうなり。

中日は清原選手獲得に失敗した場合には、同じく野口投手を交換要員に日本ハムの小笠原道大内野手の獲得を狙っているのだとか。こちらは日本ハムが主砲の小笠原選手を手放すとは考えにくいなりが、複数選手が絡んだ大型トレードに発展すれば、可能性としては無きにしも有らずといった感じなり。

いずれにしても、今オフには攻撃陣を充実させるために大型補強に乗り出す中日。どんな補強を見せるのか、注目なり。

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