ソニー・エリクソン製の「premini」の爆発的なヒットは、「機能はそこそこでも、デザインが良ければ購入する」という層が確実に存在していることをハッキリとさせたなりよね。NTTドコモも「premini」の成功を受けてデザインケータイの分野に本腰を入れることを明らかにしていたなりが、今回「premini」に続けとばかりに、かなり個性的な4機種を発表してきたなり。ちょっとこれまでの携帯電話のイメージから突き抜け過ぎている感もあるなりが（笑）。

発表された4機種のスペックなどは次のとおり。
【ソニー・エリクソン製「premini-S」】
・「premini」の後継機
・サイズや機能は「premini」と同一
・階段状のスロープキーを採用
・本体色はホワイトとブルーの2色
・1.3インチ（160×128）6万5536色半透過型TFT液晶
・重量69g以下

【三菱電機製「Music PORTER」】
・画期的なスクウェアデザイン
・32万画素のCCDカメラを搭載
・FMラジオチューナーを内蔵
・メモリースティックDuoスロットを搭載
・音楽ファイルを再生できるプレーヤー機能を搭載
・本体色はレッド、ホワイト、ブラックの3色。
・1.8インチ（220×176ドット）26万2144色全透過型TFT液晶

【パナソニック・モバイル製「prosolid」】
・ボディにアルミニウムとマグネシウム素材を採用
・NTTドコモの折りたたみ端末としては最薄の16.7ミリを実現
・本体色はブラックとシルバーの2色
・2.2インチ（132×176）6万5536色半透過型TFT液晶
・サブディスプレイは25×96の有機EL

【パナソニック・モバイル製「Lechiffon」】
・ボディに合成皮革素材を採用、やわらかい手触りが特徴
・31万画素CMOSカメラ
・本体色はローズ、ブラン、ブルーの3色
・1.9インチ（132×176）6万5536色全透過型TFT液晶

特にデザイン的に際だっているのは「Music PORTER」と「Lechiffon」。「Music PORTER」のミュージックプレーヤーを意識したというスクウェアデザインはかなり斬新だし、「Lechiffon」の合成皮革で覆われ、裏地のデザインにも気を配っているというこだわりよう。かなり女性向きの端末なりが、爆発的に売れなくとも、ニッチなニーズは確実に有りそうな端末なり。

NTTドコモユーザーの人はチェックしてみて下さいませ。