薬用リステリンに新フレーバー。

2004/10/04 12:02 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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リステリン、生まれて初めて口に入れた時は衝撃でしたよ。クールミントの強い味にビックリしたというよりは、その口の中の粘膜を焼くような刺激に(笑)。余りにも痛すぎて、30秒我慢した後にリステリンを吐き出した後は、しばらく口の中の感覚がなくなりました…。なんかこう、氷を長時間舐めていたような、そんな感じ。

しかしその痛みがだんだん快感になってくるから危ないですね。そのうちに歯磨き後は、リステリンでしめないと清潔になった気がしなくなり、今じゃすっかりリステリン中毒のウォール真木。マゾですよ、こりゃ(笑)。

でも本当に他のマウスウォッシュと比べると強烈なフレーバーのリステリン。まあそれが強い殺菌力につながっているのかも知れませんが、とにかくこのミント系の刺激が苦手な人も多かったはず。その消費者の声を聞き入れてか、アメリカでは昨年ごろからマイルドなオレンジ味の「ナチュラルシトラス」が発売されていました。それが今回日本でも登場したそうです。

ところで、このリステリン。最初は外科手術の消毒薬として開発されたものなんだそうです。しかもそれは1879年と言うからずいぶん歴史のある製品なんですねー。その後口内を殺菌する作用もあると判り、1924年に一般向けに販売されるようになったのだとか。これが世界初の口内洗浄薬だったのです。

ちなみにリステリンの開発者はアメリカのローレンス博士と、薬剤師のランバート氏の二人。「リステリン」という名前の由来は、世界で初めて消毒薬を用いた外科手術を行ったイギリスのジョゼフ・リスター医師を称えて付けられたからだそうです。

この度新発売の「ナチュラルシトラス」。アメリカ発売直後に試しております。確かに香りは穏やかですが、刺激はやっぱり強烈でした(笑)。でもミントの味があんまり得意でない方にはお勧めです。

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