東京・渋谷のセンター街といえば、以前はチーマーが集う危険地帯、今は女子中高生の性の盛り場として取り上げられることも多い毎度おなじみの場所。地方出身者の友人に言わせると「新宿・歌舞伎町と並んで、東京の『近づいてはいけない地帯』」らしいなりが、小学生の頃からごくごく普通にセンター街で遊んでいたコ○助は、いつも友人に「普通の人が歩く場所だし、そんな危険な場所ではない」と話して聞かせているなりが、彼が上京してから早4年。いまだに一度もセンター街に足を踏み入れたことが無いというなりよ。もちろん、歌舞伎町にも。ビクビクしなくても、衆人環視の中、いい大人が物騒な事件に巻き込まれるようなことは無いというのに。

「昔からセンター街で遊んでいた」というと、なにやら悪い奴のような響きなりが、コ○助は至って健全。かつてセンター街の入り口にあったたこ焼き屋でカップ入りのたこ焼きを購入し、センター街を歩いて渋谷会館というゲームセンターへ。ここは1プレイ50円という、当時としては珍しい価格設定だったので、よく利用していたなりね。ゲームで遊んだら、再びセンター街を歩いて東急ハンズへと抜ける……というのが定番コースだったなり。これがたこ焼きではなく、センター街にたくさんあるファーストフード店だったりもしたなりが、基本的にはその程度の行動であって、別段何も悪いことはしていないかと。もちろん、悪いことをしている人たちがいることは否定はしないなりが……。

コ○助はそんな感じだったので、センター街にあるファーストフード店をよく利用していたクチなり。まあコ○助がよく利用していたのは、もう10年以上前のことなのでお店の種類も全然変わってしまっているなりが、今もセンター街を通るたびに「昔はよくここで友だちと話したなぁ」なんて懐かしくなるなりよ。一番利用していたのは、何だかんだ言ってもやはりマクドナルド。次にファーストキッチン、ロッテリアの順だったような記憶があるなり。

10代を対象に市場調査などを手がけるアイ・エヌ・ジーという会社が毎年1回9月に行っている「渋谷でよく行く飲食店」についてのアンケート調査によると、2001年から3年連続で1位マクドナルド、2位ファーストキッチン、3位ロッテリアの順位となっているというなりよ。おろ、10年以上前のコ○助と全く同じような利用状況じゃないなりか。ファーストキッチンが意外と高い人気を獲得しているなりが、メニューの豊富さや営業時間の長さ（朝5時まで営業）に加えて、単純にセンター街の中腹あたり、ちょうど良い場所に店を構えているのも大きいかもしれないなりね。ロッテリアの場所よりも目立つし。

リンク先のシブヤ経済新聞の特集記事には、「（マクドナルドのハッピーセットは）おまけによっては集めている子もいるし、何より少な目の量がちょうどいいようだ」「クラブで遊んでオール（ナイト）をした後に、始発の電車を待つ時間を潰すなら『ファーストキッチン』がベスト、という風潮がある」といった具合に、より具体的な利用状況についてレポートした内容となっているので、今の若者がどのようにファーストフードを利用しているのか気になる人はぜひご一読を。