野球の四国独立リーグ、来年ゴールデンウィーク開幕へ。

2004/10/01 14:41 Written by コ○助

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9月28日にデイリースポーツがスクープしたオリックス元監督の石毛宏典氏主導で進められている野球の四国独立リーグ構想なりが、この構想の具体的な内容が正式に発表されたなり。アメリカの独立リーグをモデルに、日本で初めての試みとなる地域密着型の独立リーグ。これまでプロ入りの希望が叶わなかった高校球児や、解散した社会人チームの選手の受け皿が無いことが問題視されていたなりが、この新しい試みが成功すれば野球の底辺拡大、活性化にも繋がるだけに、大きな期待が寄せられているなりね。

そもそも石毛氏が独立リーグの構想を抱いたのは、1997年にアメリカにコーチ留学した時のこと。日本の若者がマイナーリーグのトライアウトを受験している姿を見て、チャレンジする場を提供したいと思い立ったというなり。その後、昨年オリックスの監督を解任されてから構想の具体化に着手。市場調査やスポンサー探しに奔走してきたようなり。その甲斐あって、独立リーグのメインスポンサーに四国コカ・コーラボトリングが決定。JR四国もバックアップすることを表明しており、現在も数社の地元企業とスポンサー交渉中だというなりよ。大手の企業がスポンサーに名乗りを上げているのは心強いなりね。

四国独立リーグの運営方法などを簡単にまとめてみると。
・各県1チームの計4チームでスタート
・4〜10月に1チーム計90試合(各チームと30試合ずつ対戦)
・チケットは1枚1,000円で販売、1試合平均800人の観客動員を予想
・試合日程は木曜日から日曜日、その他の日はボランティア活動を実施
・監督、コーチにはプロ野球OBを採用
・選手は17〜24歳の若手が中心
・12月に札幌、東京、名古屋、大阪、高松でトライアウトを実施、各チーム22人を採用予定
・選手には月12万円の基本給+リーグ戦期間中の食費(毎月10万円)を支給(年収は約220万円程度)

プロ野球とはレベルの違う試合に1試合平均800人の観客を集めることができるかどうかは微妙な気もするなりが、スポンサーや地元自治体の後方支援も期待できそうなので、この数字の実現はこれから盛り上げ次第といった感じなりか。選手の人件費も極力抑えるスタンスで、ハングリーな環境でも野球をやりたいという若者を集める考えなりね。将来的には四国独立リーグからプロ野球を目指して欲しいという方針のようなので、上を目指すための環境としては素晴らしいのではないかと。

この構想はNarinari.comとしても応援していきたいなりよ。今後、なにか動きがあるたびに、情報をお伝えしていきたいと思いますなり。四国から独立リーグのうねりが大きくなっていくと良いなりね。来年のスタートが待ち遠しいなり。

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